第111話 side強者達

お知らせ

小説家になろうとカクヨムにて語られなかった最強武将

小説家になろうオンリーでチートな最適魔法

カクヨムオンリーで霊王は人類を滅し異世界へ行くを執筆します。


新作も今作もよろしくお願いします

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時は神夜がグラインド公小国にて暴走を起こす少し前



フン!フン!


「よし、5万回の素振りは終了した。次は仮想敵と1000戦か」


この男は1人山奥で強くなるためと修業をしていた。彼の噂には剣1本でイレギュラーゴブリンが率いる軍勢をを切った剛剣士、一太刀で全てを切る者と言われている。


「うーん、やはり自身と戦うのが一番いいか」


彼が1戦を終えたちょうどその時、神夜の暴走が始まった。


「!!!なんだ!?鳥肌が……寒気がするな。周囲に敵は居ない……しかし、向こうから嫌な気配がする様な……」


彼は西にある山の頂上を見つめ続けていた。


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時を同じく神夜暴走の少し前


「らん♪らん♪らららーらーん♪」


リズムを口ずさみながらくるくる回り、ジャンプをし、空中踊りながら片手で書物を読んでいる者がいた。


彼女がいるのは芸術を極める、もしくは究める者達がいるの広大な広場だった。


彼女の噂にはかからず芸術が付きまとう。ある時は踊りながら盗賊団を全滅させた、またある時は楽器を引いているだけでモンスターが死んだなどがあるようだ。特殊な戦い方だと思われがちだが彼女が所属するギルド員は全員が同じような戦い方をする。頭1つ以上飛び抜けている彼女の噂がよく出回るのでそう思われがちだ。そしてまた彼女達に感化された人達も同じような戦い方をする人がいるのであまり特殊な戦い方とは言えない。


そんなギルドに所属している彼女が空中で踊っている時に神夜の暴走が始まった。


「らんらーん♪らッ!!!」


突如として身体が硬直をし、地面へと落ちる彼女。


「いたた……何今の?向こうの方?」


擦り傷や捻挫をしているのに全く気付く様子はなく、心配して声をかけに来たギルド員の声すら気付く様子はなく、ただ東の空を見つめていた。


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こちらも神夜暴走の少し前


「おいおい、こんな奥深くにいるって調査票に書かれて無かったじゃん。誰だよ、調査票書いたやつ」


「そう怒るなって生き物なんだからそりゃ動ごく事もあるでしょ」


「もしかして今日野宿?」


「えー!新作パフェ明日の朝一に予約してるのに!」


「私明日の朝一に演劇の予約したのに……」


「お前ら喋って無いで索敵しろ、索敵」


彼らは男3人、女3人の計6人でサークルを組んでいる。それなりに有名なサークルなので様々な依頼が舞い込んで来る、この日もモンスターを討伐してくれと言う依頼を受けているので現在討伐対象を探している。


連携が売りのサークルだが、個々の力も強い為個人だろうと大抵のモンスターは倒せると言う噂がある。実際個人個人での武勇は持っているため本当の事では無いかと言われている。


「なんでそんな北に逃げるんだよ、たっく面倒くせなー」


そんなふうに愚痴を零していると……


ゾワゾワ!


「なんだ!?全身が気持ち悪い震えが……」


どうやら6人とも同じ様な感覚に陥ったようだ。腕をクロスにして腕をさすっている。


「南からか?モンスターが北に逃げてたのはこれのせいか?」


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同じく神夜暴走の少し前


ある一室に幼い女の子達が大きなベットで気持ちよさそうに寝ている。


「ハ!寝坊!……違った。今日はお休みの日だったんだ。また寝よ」


パタ


5〜6歳くらいの幼女達が気持ち良さそうに寝息を立てながら寝ていると、幼女達の中ではしっかり者と思われる子が飛び起きた。しかし、今日はお休みの日だったようでまた夢の世界へと潜ったようだ。


そして数分後


!!!!!!!


急に全員がベットから飛び起き北を警戒し始める。


だが、遠くの方なので危険は無いと判断したのかまた全員が寝直してしまった。

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