第54話 常世に覆われた国・肆
さて地下に行く前にステータスを確認して置こうかな……
名前 : 楪神夜 Lv78
状態: 健康(?)
クラス :武将
力:10570 魔:9947
速:10420 防:8981
智:9854 幸:4
[スキル]
オールマスターLv3
破魔Lv5
妖術Lv4
忍術Lv4
真刀剣Lv1
全状態異常耐性
呪術Lv5
[称号]
元最強武将、常世の主、魔を枯らす者、智者、ハーレム、最レアモンスター討伐者、貯蓄する者、転移者、転生者、刀剣の高見へ、速万、力万
おっと?Lv42くらいから78まで上がってるぞ?これはつまり……強者の悪人が何人もいたか悪人塵も積もれば大量経験値と言うわけか?
称号もなんか増えてんな、力万、速万?一万越えって事か?ってステも爆上がりしてんな……前2000とかだったよな?やばいけども皆のステを思い出すとまぁ、妥当かなと思うな、最初皆より二回りくらいステが高くて今皆が7000付近だからあってるな。二回り所じゃないのも出てきたけど。
真刀剣はもしかしてさっきのおっさんと戦ったお陰か?強かったもんなあのおっさん、常世の中じゃなかったら負けてたぜ……でも常世の中だったからこそ化け物と思われたのか?そうだとしたら普通の時には戦わなくて良かったのかもな。
呪術が2もLvが上がってるのは色々使ったからだろうな、斬った奴等全員に少し呪術かけたからだろうな。逃げた奴は特にかけて置いたし……後が楽しみだ。
さて、行くか。声で反応する罠か何かがあるかも知れないし足音で反応する物もあるかも知れないから慎重に、しかし出来るだけ急いで行こう。
(流石に入口を間違えたって事は無いよな?まだ罠の類には引っかかって無いと思うが一向に行きたい場所に行けないな)
ん?この前の入口……もしかして転移する系か……?誰か居るのかもな、常闇……残滓で何とかするしかないか。
ステの確認をしてから常世を再び展開しようと試みたが展開は出来なかった、地上の常世を消せばまた展開出来るのかも知らないがそうすると地上に居る者達の体力が回復して動き出す奴が出るかもしれない。
そしてそいつが重要な証拠や書類を消したり持って行ったりするかも知れないと考えれるために地上の常世は消したくないのでこの案はダメ。
それならばと常闇を意識して出そうとするとまだ完全に思い出せて居ないせいか、自分の身体から半径10cmほどにしか展開出来ない為もし使うなら相手に抱き着くくらいの近さで展開する事になる。
なかなか至難の業になるだろう。ならば常闇残滓はどうだろう?と思いやってみたら出来た。何個か出す事が出来るのでトラップなどに使えば戦闘中にでも使えるだろう。
「行くしかないか、ふぅ。スーハー、良し行くぞ」
息を整え、足を踏み入れいると
ヒュッ
転移した瞬間に見た物は、飛んできている金属破片だった。
「っぶね!」
上半身を反らして何とか回避した神夜、金属破片が壁に跳ね返って来ると思ったがそう言う訳では無かったのでラッキーだ。そもそも後ろは転移するようになっている場所なので金属破片は転移先の壁に刺さっているのかも知れない。
「あちゃー避けちゃうかー」
「生け捕りだって言ったよね!?なんで即死するかもしれない攻撃をするの!」
なんだあいつらは?とりあえず敵なのは間違いないな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます