第124話 2日間のLv上げ終了
現在全員が昼から寝ている。もちろん結界は強めにしてあるので安全だ。
結論から言ってしまおう。
2日前の昼から魔道具を使ったLv上げを開始した。そこからほぼ休む事なくポーション類を使いながらモンスターを倒しまくった結果、Lvは全員がLv186〜188になる事が出来た。
今さっき2日間のLv上げが終わったので簡単なご飯を食べ眠りについている。Lv上げをしている2日間はご飯を作っている時間などないので、偶には地上でご飯を作って貰って食べればいいのではないかと言う意見が出たため2日分の料理を作ってもらいマジッグバックに入れて置いた。そしてその入れた料理をは休憩の時に出して食べていた。
Lv上げは結果を見ても分かる通り少し足りなかったが、大幅な時間短縮にはなった。91階層に行こうとした時は全員がLv150辺りだったがいまは180以上なので30以上Lvを上げる事が出来た。
魔道具がなければ確実に何年もかかっていただろう。食糧を貰いに王城に戻った時に聞いた事なのだが、前会ったことのあるギルド【
俺達がここに来た時はもういなかったので91階層に上がったのかと思もったが、どうやら条件は全て達成したものの地上での依頼が大変になったようで今は地上で依頼をこなす日々を送っているようだ。
多分全員夕食を食べずに寝続け明日の朝早くに起きるのだろう。なので明日は半日休みにし、昼からまたモンスターを倒して早くLv190にすると言う事になっている。
「んー、皆まだ寝るだろうな〜」
心の中で俺はもう良いかな、と思いながら起きたのは神夜だ。
寝る時間が少なくいいが、いつもは小晴や孤子佳……そして妃芽に寝てくれと頼まれていたからだ。
しかし、時折寝ていない日がある。それがたまたま今日だっただけだ。
「外に溜まったモンスター倒したいけどLv上げに使うからなぁ、ヤバそうだったら間引いとくか」
鍛錬をしようと広い場所へと向かおうとしたが
(そう言えばこの2日間ずっと刀振ってたからいいか、それより大量に使った符を作って置くか)
と、なったので普段ご飯を食べている場所へと向かい、椅子に座り、テーブルに符を書くための物を用意した。
筆、紙、そして……神夜が作った特性のインク。
「血鈍符もこれから使…う…か?まぁ、便利だから作っておくか」
後は遅鈍符、活源符、回復符、捕縛符、帰還符などを紙に独特な模様を書いていく。
規則性があると敵になんの符か分かってしまうので模様は様々なものがある。武器だっり仮面だったり、盾だったりと様々だ。
「爆雷符も作るか」
そんな色々な模様だと味方が使う時に危ないだろと思うかもしれないが、符を持った時に味方であれば真実を頭の中に直接言うようにしているので安心して欲しい。
敵が使おうとすると敵が今使いたいと思っている効果を伝える。そしていざ使って見ると使いたい効果ではなく別の効果が発動する。大抵は符が身体にくっつき爆発する。
「符を書くのはやはり楽しいものだ。今もアイツは向こうで生きているのだろうか…」
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