第38話 大書物館での情報
「それで、何か申し開きはあるかしら?」
集合時間に遅刻した為に今俺達3人は怒られている。何故か藍那に……いや、最罰者だからあってはいるのか……。
あ、今思ったけど俺らカジノで最後当たってたよな?あれ回収出来てなくね?嘘でしょ!?マイマネー!
「俺らの金………」
「「あぁ!?確かに!あぁ」
倒れ込む俺達 バタ
コンコン!
「「「!!!」」」
「ないと言うわけですわね?」
あ、やべ怒ってる。机をコンコンって指でして結構な音を出して注意を向けるとは……。これはイライラしている!
「「「遅刻してすみませんでしたーーー!」」」
まぁ、そんな感じで説教が進むのかと思ったけど悠眞が情報無いって言っちゃったけど大書物館でみたやつならあるんじゃない?後あのご飯屋と食材の事も話せるんじゃ?と言ってくれたおかげで説教は中止で罰も執行されなかった。後でやられるかもしれない、その場合は小晴を離さないと……罰を強化されたら困る……。とりあえず説明するか。
「俺が大書物館で見たのは種族について書いてあったな。あ、後大書物館って2つあって魔法とかそんな感じのと歴史とか料理についてとかが置いてある大書物館があった。俺らが行ったのは後者の大書物館」
「俺はなんだったかな、国力?みたいな事が書いてあったな」
「僕のは食べれる魔物とかが書いてあった本だね」
そんなの見てたのかよ、悠眞の方が食べれる魔物とかの本みたの……?大司じゃなくて?へぇー!
「皆1番気になるのは神夜がみた本の内容で宜しいですわね?」
頷く皆。しょうがない聞かせてやろう!……悪寒がッ!まさか!?王女に聴かれた!?チクラナイデ!オネガイ!
よし、お願いしたから気を取り直して
「見たのは種族之本ってやつだったんだけど、全部は見てないからな?数巻あったんだよ、しかもなかなか分厚かった」
それから皆に伝えたのは本の冒頭に書いてあった言葉。
決め付けるなまだ世の中には沢山の種族が居る、この本が全てじゃないぞ。気を付けろ。と言う文章だ。俺も最初は何言ってんだよ、こんな分厚く何冊もあったら全部書いてあるだろと思ったよ。今も思ってるけどな。
それから説明したのは……って言ってもファンタジー定番のエルフとかドワーフはいるから端折って……ちゃんと言えって、めんどー!
「エルフとかドワーフ、獣人とかは普通にいる。後やばいのは同じ人間でも肌の色が違う人種が沢山居るな、青とか黄色とか緑とか。やばいだろ?」
誰だよ、ア〇ターって言った奴。俺も一瞬そう思ったわ。後、ピッ〇ロのみたいな色の種族がッ!?とか思って勝手に驚いてるやつ!違ったわ。確認したけど違った。
続けて伝える、皮取り種族、寄生種族、擬態種族等沢山のやばい種族が居ると。その為そんな奴らにあっても大丈夫な様に色々な加護を付けたり、状態異常無効を取得したり……と様々な事目標とした。
大司の国力について書かれた本に書いてあったことも驚愕に値する物だった。なんと現代日本を超える文明国家が多数あるらしい、高速ビルだらけとかあるらしいぞ。しかも魔法と科学だから化け物級に強い国家の事らしい。この国の事も書かれていだが眠れる神が居る国と書かれて居たらしい、
残りの悠眞の読んだ本はまだ先に必要となる知識だろうなと言う事で終わった。食べたくないよ……って魔物も載ってたらしいけど誰も聴かない。当たり前だ。俺もそんな事聴きたくない。
おい、誰だ。その魔物王城の料理に出てた様な?とか言ってる奴。辞めろ、辞めろ。
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