第10話 常世って何?出してみよう

これがハブられたと言うのか、ただいま皆どんなステータスを持っているか、どんなスキルを持って居るのか等を話してる。俺のは聴かれない……角に行こうかな……忍術で隠密出来るんだよ?陰陽師でもあるからな!?俺は!呪術行けるぞ!占術だって!ってなんでステータスに無いんだ?妖術にまとめられてるのか?


「おい、神夜、話を聴け」


「聴いてます。聴いてますよ、えぇ!」


「ならちょうどいい、今話した事の要約を言ってくれ」


………普通そこは今何してたか答えろ?じゃないのか?なぁ、それは虐めだ!この緊張勇者め!お前が言え!え?八つ当たり?そうですが、何か?


「ゆーちゃん聴いてなかったみたいだね、後でお話しようね?」


小晴が厳しい、狐子佳!妃芽!弁解のチャンスをー!


「「ダメ」」


あれ、声に出てたのか


「ダメ?」


「「ゆーちゃんが悪い」」


ハッハッハ!!さて最早口癖になりつつあるあれを言うか。


「俺は悪くないぞ!」


「じゃぁ、神夜の事は良いかな?皆」」


ちょっ、


「待って!俺の話を聴け!」


「ダメだ、誰が悪いんだ?」


川吹ぃ!弟も同罪だ!目が!同じ目をしてやがる!


素直に謝るのが1番って誰かが言ってた。


「話を聴いてませんでした。でも、ハブるのは良くないと思います」


「「「「「「お前だけ特殊だからどうしよも無いだろ!」」」」」」


そう、特殊。幸は4、死に近いと成長し易い。

スキルに関してはマスター系を取るのは凄く難度が高いらしい、それがオール、つまり全てだ。なのにオールマスターって書いてあるのに別枠のスキルになっているスキルが幾つかある。極めつけは称号だ、称号。


「元最強武将って何?どういう事?」


と、言う事だ。素直に転生者だと言った、戦国武将の1人だった事も、何故最強武将が語られなかったのかもな。本当の事話したのになんで皆そんな可哀想な目をするんだよ。


〈取り敢えず、言っておくぞ?聴けよ?聴くんだぞ?剣術、弓術、槍術や鎌術、鎖術等も出来る者がおる。マイナーな物でも大丈夫なようにしておる。マイナー過ぎたら流石に探さないと居らん。魔法に関しても同じだ、訓練がある程度出来たら迷宮に入る事を許可する〉


〈して、神夜。常世の主とは?〉


あー見せた……やってみた方が分かるだろ。うん。百聞は一見にしかずって言うからな!地獄へ招待!


はっ!常世展開!分かりやすく彼岸花が咲き乱れる。


「〈「〈!?!!?」〉」〉


すげー皆嫌悪感感じてるだろうな、生者だからな。俺は前世も今世もなんでか知らんが常世は余り効かない。


「神夜っ、早く辞めろ!」


しょうがないなー展開辞め!


「っ!はぁ、はぁ、はぁ……」


〈はぁ、はぁ………〉


?うちのクラス何人か耐性でもあるのか?他より若干の誤差だけど楽そうなやつ居るな。緒川と小鳥と妃芽か、なんかあるのかも知れんな。


無事常世禁止例が出ました。めでたくない、めでたくない。


訓練等は明日かららしい、今日は王城案内とかこの世界の歴史とかを少し話すらしい。後訓練は魔法は全員でやるけどそれ以外は自分の得意なものに別れて訓練するらしい、後で全員と合流するみたいだけどな。

異世界、また最強への旅だ!

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