第11話 なんの訓練に行こうか

異世界、いい響きだ。厨二心を十分に刺激する、当たり前だ。そして俺はその異世界に転移して来た。いや、転移させられた?武器の訓練、ちょっと非日常で楽しいかも?と思うだろ?俺は前世が武将だったから訓練と言うか鍛錬は普通だったんだけどな、ここは地獄だ、常世展開もしてないのに地獄だ。今俺はそう深く、深く思っている。


「すみません、もう1回言ってください、嫌です」


〈謝罪、要求、拒否。おかしいだろ!だからお前はオールマスターだからそこに入ってる武器の訓練と鍛錬をしないと行けないんだ!分かったか?〉


オールマスターLv1……貴様……飴と鞭だったのか……全部そうか、そうだな。……じゃなくて、いいスキルなんだけなぁ……Lv上げるの辛すぎる……Lvが上がったら最強だけだな。


なんと……ではないか、このスキルのLv上げは文章に書けば簡単そこに含まれてるもののを訓練と鍛錬をすればいい。ただそれだけだ。


「おかしいでしょ!入りすぎてる!俺を殺す気だあ!」


誰だってこうなる。オールマスターLv1を押したら何が統合されているか分かるからやってみろ。そう言われて、へー押してみるか……で押したらあら不思議数えるのめんどいくらい入ってる。それを全てちょっとずつでもいいからやれよ?だってさ。HAHAHA。


取り敢えず刀剣Lv1があるので……何処に行こう……

刀剣とは剣、脇差、槍、刀などの事だ。俺は刀剣Lv1って見た時にお前もマスターじゃないのかよ!って突っ込んださ、同じ疑問を持ったやつも結構居た。

それで考えたんだ、全員でな?それで出た答えはなんだと思う?お前が元武将だからかな?で終わりだ。

お前らもっと頭回せよ!って思ったけど……それならお前1人で考えろよ、当事者だろ?で終わる。確かに。


それで脱線してな、ナイフと言うか短剣2本持ったら双剣って言うよね?それは入ってないの?って、辞めろ!増えるかもしれないだよ!だよってなんだ!


そこで終われば良かったんだ。二刀流、二剣流とか巫山戯だして果てには二頭鎚、二統鞭とか言い出すしまつ。なんで二刀流って言うんだろうな持ってるの剣なのにな、とか言うのもあったがそこは割愛して……


結論!刀剣Lv1があるのは前世があるから?二頭鎚とかを武器にしてるアホは居る!


「そんなことより行く場所決めるか……刀は夜寝る前に鍛錬しよ、いや、体術の鍛錬もしたいな」


結局考え抜いた結果はあ、俺細剣の対処全然出来ないかもという思いが頭に出てきたので、まずは自分が知らないと対処出来ない。よし、細剣の訓練に行こう。となった。

武将の頃には細剣なんてなかったのでしょうがない。


細剣の訓練に最初にびっくりしたのは勿論細剣の訓練に来ていた者達、刀は?と神夜に聴いたらしいが対処法が分からないから来たと

言われたら納得したようだ。

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