第2話 話より興奮が先


「ーす!?なんだここは!」


「何処だここ!」 「もしや異世界召喚?」


「帰れないやつ?」 「そうかも」「やばくね?」


〈ゴホン、ようこそ!世界名オービューへ!そうしてここはフェグラン魔国、あなた方には……〉


「魔王倒せと!?」 「えー家に帰りたいー」


「俺は人間を( ‘д‘⊂=͟͟͞͞☆))」 「誰だ人間辞めようとしてる奴は、止めろ止めろ」 「大丈夫、止めた。物理で」


(このクラス男女共にハート強すぎだな…今の日本って凄いんだな)


普通に神夜のクラスがおかしい……と言うよりは神夜のいる学校がおかしいだけである。


今の状況は目と耳塞がれて、気が付いたら全く知らない所にいたと同じなのだ誘拐!?ってなるはずだ。


神夜も人の事は言えない。しかし、神夜は前世が最強武将なのだから大抵の事はいつも通りに過ごす事が出来る。


〈ちょっと…話聴いてくれ……おーい、君達……〉


「皆静かに、ちゃんと話を聴きなさい。こっちを向いてそう、先生の方〈こっちの話聴いて!〉を……なんですか不審者誘拐犯+共犯者共々」


〈すまんかった!確かに誘拐したみたいになった!謝る!ちゃんと金とか装備とか用意しておる!話聞いてくれ!〉


「え?金とか装備とか用意するの当たり前じゃね?」


「だよね、そんだけで済ますの?ありえない」


(こいつら殺されるかもとか思わないのか?いや、全員で協力すれば多分逃げる事は出来るくらいには全員優秀だからな。取り敢えず一旦この王様?……を良い人と仮に置いておこう)


「そろそろ抱き着くの辞めない?3人共 」


1人は甲代妃芽こうじろひめ眼鏡をしたりコンタクトをつけたりしている、髪は真っ黒、瞳は茶色

身長は低く胸も尻も小さめサイズ。可愛い

特に頭を撫でている時にする顔がいい。次に行こう


2人目は天祝小晴あまときこはる髪は黒、目も黒

スタイルはとてもいい、胸も尻も大きい、そして可愛い。世の男子高校生の大半の心に響くと思われる。

髪が比較的長いので何だか気分によって色んな髪型をしている。因みに今はツインテール。髪を蒼くしたら……良いよね、俺はあのボーカロイドは好きだ。

さて次!


3人目は滝元狐子佳たきもとここか祖母がイギリス?ロシア?ユーラシア大陸の何処かの人らしく

髪は金色だ。目は珍しい赤!光が血管の多い網膜に直接届き、瞳孔が赤く写るかららしい。胸はそこそこあってスレンダー、可愛いく、怖い。赤い瞳に見られると固まる人が多いそうな。ドジっ娘でもある。

なので彼女を知ってる人はほのぼのとしてる。


俺の容姿?また今度な、王らしき人がそろそろ可哀想


「えー別にいいんじゃん?」「別にいいよね?」

「逆になんで駄目なの?」


「3人一気に喋らないで、ほらあの胡散臭いおっさ……王様の話聴いて上げて」


「「「しょうがない〈なんか儂可哀想〉な」」」


これでクラスメイト全員と先生が話を聴く態勢になった、さぁ聴こうかオッサンの話を!

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