第13話 訓練終わったら汗を流そう
光剣が欲しいな、振ったらブゥン!って重低音が鳴るやつ……それを6本。自分に当たって自分が消え去るとかならないよな、別に手が沢山あるわけじゃないから大丈夫か?
〈お前はやはり問題児のようだ、休憩所と距離を置いてもらおうか〉
他の4人は呆れた目をしているだけ、何も言わない。女子2人はまぁ分かる、男子2人はした事無いのか?無双系はしないのかな?そもそもゲームしてたのか……?
しかし、流石スキルに出てるだけあって剣の使い方が上手いな、俺が1番上手いけど。そんなこんなで3時間経った、8時45分頃に始めたからもう昼時だ。学校じゃないのに学校に行った気にちょっとなる時間から始まるの辞めて欲しい。さて、ご飯を食べた後は魔法の訓練となる!あからさまに皆のテンションが高い、パッと見てあの人テンション高いなぁ、いい事でもあったのかな?と見られるのは先生だ。俺は少年に戻る!って言ってたから嬉しいんだろう。あれ?皆もしかして異世界症候群に……。辞めておこう。
ちなみに剣の訓練は皆のいい感じなので模擬戦などの実戦形式で剣の鍛錬が始まる。俺は行かないけどな。だって他の場所の訓練やら鍛錬に行かないと行けないからだ。実戦はほんとに実戦で訓練する、危ないと思うかも知れないが俺が1番安全だ。なんせ前世が武将だったからな実戦はしてるんだよ、数えるのが面倒な位にはな。
「飯だ、飯!今回も美味いといいなー」 「だねー」
「…………実戦形式かぁ」 「変な物が混じってないと良いな……」
男子1人と女子1人は料理が美味しい事を願う。男子1人は実戦形式になるので今日の見直しをしている。女子1人は誰かが倒れたように変な物が混じってない事を願う。なら神夜は?
「俺は明日なんの訓練に行けば……悩む」
訓練出来る物があり過ぎて困っているようだ。忍術とか妖術の事は頭に残っているのだろうか……?
「ま、取り敢えずご飯食べて魔法だな」
訓練して汗だくのままでご飯なんて無理に決まってるだろう。つまりみんな風呂だ!昼風呂だな。混浴もあるぞ、男女別れてる風呂もあるぞ!風呂と言うより温泉だけどな……今回は使わない、シャワールームを使う、何とびっくりほんとにルームだ。トイレみたいな感じて個室が並んでいる、全然ルームじゃないだろって思うだろ?中が魔法で拡張されてるんだよ。そんな感じだから男女同じ時間にそれぞれ入っていく、覗かれる心配は無い!安心安全のシャワールームだ。しかし、身体が火照っている為見方によっては可愛いく、カッコ良く見える。
「男女混合ってやばいな……この扉の奥か…!?」
「ゆーちゃんお疲れ様〜先にシャワー浴びたよ、凄かったよ、初見はびっくりすると思う」
狐子佳はまた後でね〜と言いつつ先にご飯の所に向かって行った。あ、妃芽が来た。
「あ、ゆーちゃんお疲れ様〜「待て今抱き着くのはダメ」えー、なら後でしてね!」
妃芽は身長が低くても大丈夫な造りになっていたのでとても良かったと言っていた。
「さぁ、俺も入るかな。ここは誰も入って無いな」
入ってると水のマークに色がついてるので分かりやすい。
「音無しで開くのか、凄いな。おーなんか色々あるな……」
さっさとシャワーしてご飯食べに行こ。
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