第79話 これまでの事、気持ちを整理
さて、風呂入るか。脱衣所で服を脱ぎ、壁に着いている蓋を開け真っ暗な丸の中へと入れる。真っ暗な丸の中へ入れるとワープして洗い場へと送られる。部屋でワープする場所決められているので洗濯が終わってから誰のか分からないなんて事は起きない。ちなみに洗うのはメイドさんでも執事でも無い、洗い場の中で濯ぎから乾燥、畳むまでしてくれるので終わったらそれをメイドさんや執事の人が部屋に持ってきてくれる感じだ。
上も下も脱いだら風呂の中へと入る。孤子佳のように転ばないように注意して入る。
頭を洗い、顔を洗い、身体を洗って流すとようやく風呂の中へと入れる。
片方の足から入れ、もう片方を入れて肩まで浸かる。
「あー、休もうとするとなんか疲れがドッと来たなぁ。寝てしまいそうだ」
知ってると思うが風呂での眠たいはただの気絶寸前だからな。つまり風呂で寝たとは風呂で気絶したと言うことだ。
ボーとしながらこれまでの事、気持ちを整理する。
妃芽と緒川と小鳥の3人がグラインド公小国へと転移で連れ去られ、助けに行くも3人とも殺され、地下へと言った誠達は重軽傷を負った。中心の塔を上り妃芽の遺体を回収して戦闘をした。常世と常闇の違いを思い出して無双した後に地下へと向かった。その道中に強いおっさんや槍使いの男、召喚士の女と戦い最深部へと辿り着いた。何人いたが話はあまりできずに戦闘をギリギリだったが勝利した。
「絶対助けるからな妃芽、緒川、小鳥。無理かもと言われたが、絶対完全蘇生してやるから。待っとけよ」
最深部にいた奴らのほとんどが偽人間でこちらの戦闘データを持って行かれた。情報を集める為に地下を探り、孤子佳と小晴の2人に地下を封じて貰い。また中心の塔へと向かい、応援に分身を作り出せる
「そうだ、生き残ってるやつが数名居たな。話をしないとな。次に会ったらな」
俺は別にアイツみたいに我に七難八苦を与えたまえなんて思ってないからな、願う訳もない。それでも前世は大変だった。楽しい思い出もあった。しかし、悲しい事も多かった。あの頃に戻りたいとは少しは思う。もう1回やり直せるなら救える人達が沢山いる。辞めだ、辞めだ。話を戻そう。
そうだ、妃芽を見つけた部屋で探り漁った資料なんかをバック経由で
で、気が付いたらめっちゃ気持ちのいい場所で寝てたんだよな。誰かが連れて行ったのか、はたまた自分で行ったのか分からないとりあえずあの場所はとてもいい。ホントにいい。落ち着ける。
「っと、それそろ上がるか。逆上せそうだ」
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