第12話いざ行かん!
「おはよう、豊和と根来君」
「おはよ~豊ちゃんと根来君」
「「おはよう」」
「じゃ、じゃあ学校へ向かおうか?」
(んっ?深雪の様子がなんだか…)
「なぁ、深雪…「おはよ~豊和君!酷いよ~、勝手に部屋に書き置きして居なくなるなんて…」…」
「「えっ…遥ちゃん?どうして豊和(豊ちゃん)の家から…部屋から居なくなったって何??」」
「あちゃあ~豊和!俺先に行くわ!」
「お、おい!直弘!カムバッ───ク!」
「ねぇ…どういう事かな?」
「(ぷく~)そうだよ、豊ちゃん!」
(幸子の膨らんだホッペをつついてみたいと思ってるなんて、バレたら余計怒られるな)
「ゴメンね、2人共。実は昨日…」
******
「そっかぁ、豊和は遥ちゃんを救ってあげたんだね!」
「豊ちゃん良い子良い子してあげようか?」
「……しなくていいよ!」
(少し興味はあるが…)
「とにかくそういう訳なんだ。余計に惚れちゃったよ私!」
「「だよねぇ~」」
「……/////」
「だから…昨日のお礼も込めて…今日のテスト、私を選んで欲しい!」
「…えっ!?」
「だ、大丈夫!す…する事は習ってるかりゃ…!」
「噛んでるからな遥…」
「だ、駄目…かな?」
「「ま、待って!!」」
「…や、やっぱり2人共やる気なんだよね?」
「も、勿論。私は…私が必ずやるから豊和!豊和のは私がだ、出してあげるから任せて!だ、だから絶対に私を選んで/////」
「豊ちゃん…わ、私もやるにょ/////」
「さ、3人共、落ち着け。そういう事あった後、顔会わせられるか?俺は恥ずかしくて死にたくなる気が…」
「だ、大丈夫…皆初めてだから/////」
「だ、だだ男性なら誰でも通る道だよ豊ちゃん/////」
「そ、そうにゃよ!豊和君。私一生懸命…や、優しくするから/////」
「お、俺は…」
「「ちょっ───と待ったぁ!!」」
「私達…」
「を忘れていませんか!」
「リトルシスターズのお二人さん…」
「リトルシスターズは止めなさい!」
「私達にも君のを出す事は出来るんだから!」
「あんた達迄何言ってんだー!」
「馬鹿ね豊和君」
「貴方は先日私達に借りを作った筈よ…」
「それは俺が出来る事と言った筈だけど…」
「「出来るじゃないの!!男性警護官の私達も候補に入れて下さい!!お願いします!!何でもしますからぁ~!私達…もう二十歳なんですよ…。男性のに一度も触れずに老いていくなんて絶対に嫌なんですぅ~!!」」
「ど、土下座は止めて!周りの視線が痛いから…」
「「「(ボソボソッ)た、確かに…小さな女の子を苛めてる画にしか見えないね…」」」
「見て下さい豊和さん!この手の動きを」
人差し指と親指で何かを掴んで上下に素早く振り振りするジェスチャー。小刻みに動かしているが…動かす幅が2~3センチしか動かして無い…。
「う、動かし方は認めるけど、い、言いにくいんだがそんなに俺…小さく無いからな?少し失礼じゃね?」
「「「「「……えっ?????」」」」」
「何で皆驚くんだよ!今のどう考えても2~3センチしかモノが無かっただろ?俺そんなに小さいモノしか持ってない様に見えるの…か?」
「昨日の…み、見間違いじゃ無かったんだ…」
「そ、そんな…」
「何で豊ちゃん…」
「「ば…馬鹿な…」」
「だから何を驚いているんだよ?」
「「男性器は2~3センチが平均なんだ……よ??」」
「…はっ?」
「えっ?豊和…何センチなの?」
「深雪馬鹿か?言うわけないだろ!」
「大事な事なんだよ!皆ビックリしちゃうよ!」
「嫌々、直弘もそれよりかは大きいからな」
「ま、麻季…大人な女だったんだね…」
「麻季ちゃん凄い…」
「「皆待ちなさい!!」」
「どうしたの男性警護官のお二人さん?」
「「豊和さんが言った事を良く考えても見て。直弘君って子も大きいみたいで規格外だけど、豊和さんはそれよりかはと言ったのよ
!!」」
「「「はっ!?」」」
「「皆気付いたみたいね。そう!!彼はもっと大きいのよ」」
「「「!?!?!?」」」
「そ、そんな大きい…の/////」
「す、凄い…豊…ちゃん/////」
「昨日何かを股間に入れてるのかなと思っていたけどアレがそうだったなんて/////」
「さっきから遥は何言ってるの?」
「ああ、それはね…「待て!遥!それは…モガッモガッ…」…」
「「私達が豊和さんの口と動きを塞いでいる間に早く!!」」
「は…はい。昨日私と豊和君のお姉さんと妹さんで水着姿になったんだけど…」
「「水着っ!?」」
「うん。それでお姉さん曰く、豊和君は興奮して前屈みになってるんだって言ってたんだけど…」
(あ~あ…俺のプライバシーはどこに…)
「それで物凄くズボンが膨れてる様に感じたんだけど…す、凄く大きかったみたいなの…/////」
「豊和…今度私も水着着るからね」
「豊ちゃん私も恥ずかしいけど…着てみる」
「ぷはっ、離してくれ!…ったく、お、俺は先に学校へ行くからな!」
─ダッシュッ!学校へ向けて恥ずかしさの余り駆け出した。
「「「あっ!?待って…」」」
「「待ちなさい!!1人で行ったら危ないでしょ!!」」
3人は引き離したのだがこの幼女2人速い。速すぎる。くっ…余裕で俺に追い付いてフフンとした表情で俺を煽ってやがる…!
面白い!爆速の豊と呼ばれた俺の走り見せてやる!(※注 呼ばれた事は無い)
─付いてこれるなら付いて来てみろ!!!
はい。余裕で付いて来られました。ぐすん。何で幼女の癖にこんなに速いんだ。息すら切れてない。はぁはぁ…こっちは息も切れきれだと言うのに…。
さぁ、学校の校門に付いてしまったな。どうするか早く考え無いとな。いっその事この2人に頼むか?でもなぁ…
「おはよう豊和君♡」
校門を潜り直ぐに満面の笑みで挨拶をくれたのは生徒会長の真冬先輩だった…。
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