第52話証
指輪を買った後、キャロル、渚、光莉、幸子、深雪、茜、愛、リトルシスターズの9人に俺の家に来て貰う事に。当初1人ずつ回りたかったのだが警護という観点から却下されそういう事になった。屋敷に戻ると既に皆揃っていた。
「最近お姉ちゃん出番が少ない気がしてたのよね…」
「だよね!お姉ちゃん」
「えっ……出番って何?家に居る時は毎日会って居るよね2人共…?キャロルも渚もしっかり搾り取りに来てるじゃん…」
「言ってみたかっただけよ」
「そうそう」
全くこの2人は…。
「先輩…逢いたかった/////」
「光莉ちゃんもこの家に住む様になったし仕事の時以外会ってるだろ?」
「キャロルさんと渚ちゃんに便乗してみました!テヘッ…」
可愛いから許そう…。テヘッ…。これじゃあ収拾つかないわ!って事で早速…
キャロル、渚、光莉、幸子、深雪、茜、愛、リトルシスターズ、それぞれの左手の薬指に指輪を着けていく。
「えっ…?」
「お兄ちゃん…これって…」
「せ…せんぱ…い?」
「豊ちゃん…」
「豊和…まさか…」
「豊和殿…」
「豊和っ…ち」
「「これって…はわわわわ…」」
「俺と結婚して欲しい…」
「「「「「「「「「勿論…喜んで!!!!!
!!!!」」」」」」」」」
男性が少ない世界だから結婚式場が無い。やっぱりやっていけないんだろう…。それに避妊具も無い。だからこそ指輪位は贈りたかったんだ。皆突然の事だったけど泣きながら喜んでくれた。良かったよ、ホント。
そして今度は真冬、美麗、愛美、遥、唯の元に護衛の4人と一緒に向かい指輪を渡した。ヒロインの五人にこうして指輪を渡す事になるとは本当に思っていなかったな…。五人共凄く喜んでくれた。
直弘では無いがこの後が大変だった…。感極まった女性達14人の相手をする事に。まさか皆俺の家に来るとは…。頑張った…頑張りましたとも!愛する女性達から求められたんだからしっかりと求め返した!やるだろ俺!
そして次の日朝早く空港に向かう。リトルシスターズの2人が付いて来てくれる事に。指輪も渡した事でよりベタベタの甘々になっているのだが幼女2人が俺の腕にぶら下がる構図になっているのは大丈夫だろうか?
「2人共イチャイチャし過ぎじゃ無いか?」
「だって…」
「嬉しいだもん♡」
「そんなに喜ばれるのは嬉しいんだが周りの視線がさぁ…」
「大丈夫!」
「見せつけよう!」
2人共空港に着いてからもこんな感じ。ロビーの椅子に座ってなんだかんだつい俺の方からもイチャイチャしていると、
「…私を迎えに来てイチャイチャなんて見せ付けてくれるじゃん…」
リトルシスターズの2人は気を利かせて離れて俺達を見守ってくれてる。
「美樹姉…。久しぶり…」
「今日は私を勿論優先してくれるんでしょうね?」
「ん…勿論/////」
「そこで照れられると私も照れるんだけど/////?」
久しぶりに直接会うし告白されたんだからこういう雰囲気になるよね、そりゃあ……。
「姉さん…こういうドラマみたいなのも良いね?」
「流石ね豊和君…。ラブコメってるわ…」
ラブコメってるってなんだよ?まぁ、とにかく美樹姉の手を引きデートへと向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます