第25話第二回女子会①

「皆揃ったみたいね!それでは第二回女子会を始めるわね!早速だけど今回皆に集まって貰ったのは緊急の報告が出来たからよ!唯、お願いするわね」


「了解。まずは誓約の件。遥の説明では分からない部分が出てくると思うからボクから説明させて貰う」

「唯ちゃん酷い!」


「ここに居る皆には言った通り豊君をボク達の元に繋ぎ止めておく条件の1つは豊君の幸せ。そして遥が豊君とお互いに気持ちを伝え合い心も身体も繋がった事でが聴こえたという事。ボク達5人が誓約を結んだ時のあのらしい」


「ちょ、ちょっと待ちなさい!アタシの聞き間違いよね?遥が豊和と結ばれたって聞こえたけど…」


「ホントだよ、エヘヘ♡」

「あの後ヤッたんだね!」


「確かにヤッてたでゴザルよ!に5連発も…」


「遥さん。あなた、もしかして一回も松山様に休憩させなかったのですか?左腕が動かないというのに無理させたのですか?」


「ま、待って!愛美ちゃん、今日は少し怖いよ!」


「無理をさせたからに決まってますわ!」


「ヒッ!ご、ごめんなさい!」


「愛美先輩、豊和なら大丈夫ですよ!私とする時も平気ですし、逆にこちらが参ってもまだまだ物足りなさそうにしてますし…」


「…そ、そうなのですね。さ、流石松山様ですわ。子宝には直ぐに恵まれそうですわね」


「私はもう出来てると思うけど…」

「あっ、私も!」


「「「「「「はっ?」」」」」」


「そうでゴザルな!拙者のではお二人はもう出来てると思うでゴザルよ!」


「お、お兄ちゃんの子供…う、羨ましぃ…」

「ア、アンタ達2人とももう少し考えてから子供作りなさいよね!」

「考えてこの結果になりました美麗先輩!私は豊和との以外いりませんので!」「私もだよ!」

「深雪凄っ!遥も凄っ!」

「幸子が遅いの!」

「そうだよ!」

「わ、私は恥ずかしいしゆっくりいきたいし…」


「コホン!話が逸れてしまってるから戻させて貰う!豊君の気持ちは勿論最優先なんだけどその上で、豊君から1人1人ちゃんと告白して貰い尚且つ!ボク、真冬、美麗、愛美、この4人は必ず全てが繋がる事が豊君をボク達の元この世界存在させる居させる条件になっているとボクは思う」


「繋がった時にあのが聴こえたなら間違いなさそうね」


「それは間違い無いよ!」


「それで唯はどう考えているの?話を持って来た以上何か考えているの?」


「現状は何もしない」


「はっ?アンタ何を言って…」


「美麗、ボクも豊君とは早く繋がりたいけど焦っては駄目だと結論づけた。だから豊君から告白受ける迄はお風呂なんかも暫くは深雪と遥の2人に任せようと思っている。ただし…その上でボク達を意識させるのは忘れてはいけない!要は豊君が我慢出来なくなればおのずと結果は付いてくる筈だよ?」


「一理あるわね」

「拙者もそれでいいでゴザルよ!」

「そうですわね!焦りは禁物ですわね!」

「ふん、アンタにしては良い案だと思うわ」

「わ、私も」

「お兄ちゃんが居るなら私は何でも良いよ」


─「ただいま~!」


「豊和君が帰って来たわ。取り敢えず今日はここまで!皆で豊和君を迎えて遥の初体験の話を今日はしましょうか!」

「は、恥ずかしいよぉ、真冬ちゃん…」


 これは遥が豊和と結ばれた当日の女子会の様子。豊和はこんな事が行われているとは思ってもいなかった。









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