第7話side遥
私の横で大好きな人が眠っている。泣いて、話して、豊和君自身真冬ちゃんを助けたり、怪我したり、そんな中、急遽引っ越し迄させられてそれに付き合ったりしてくれて酷く疲れていたんだろう。私の話を聞いてくれながら眠ってしまった。男の子にしてはサラサラな髪を撫でているとどうしようもなく愛しくなる。
「えへへ…綺麗な髪…」
触れたい…触れて欲しい…もっ…と…。こんなに近くにいるんだから。好き、大好き、愛してる。言葉では伝えきれない程想いは深く鼓動が早まり、身体が熱くなる。どうしようもなく下腹部が熱くなるのを感じる。皆同じだよね?
左手で彼の怪我をしてない手を取り口付ける。自然と私の右手は下腹部へ。クチュッ!とイヤらしい音が静かな部屋で音を立てる。
「んっ……豊和…くん……アッ……」
駄目なのに…止められない!呼吸は徐々にに激しくなり甘い声が洩れてしまう。自然といけない事と分かっているのに私は彼の手を私の下腹部へと
豊和君の手が私のそこへ触れる…
「っぁ…………………………♡」
******
──寝ている豊和君の横で私は致してしまったのだ。暫くすると荒くなってた息も整い欲求を満たした事で私も眠くなってきた。寝間着のボタンを少し外し彼を抱き締めながら眠る。
「えへへ…起きたら豊和君がどんな反応するか楽しみだな♡」
そして私は夢の中へ…。
─胸元で少し動く感触がして目を覚ます。彼の後ろにはいつの間にか渚ちゃんが眠っている。クスッ、声に出さない様に心で笑い彼が目覚めるのを待つ。今日も良い1日にしようね豊和君♡
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