第8話第一回女子会①
「豊和君が出掛けたので第一回女子会を始めたいと思うのだけど如何かしら?」
「「「「「「「「賛成!」」」」」」」」
「分かったわ!では、早速始めましょう!議題というか話のネタとしてはそうねぇ…どうやって豊和君を堕とすというのはどうかしら?」
「「「「「「「「異議(無し)(無いよ)(無いわ)(無いでゴサルよ)(無いですわ)!!!
!!!!!」」」」」」」」
「じゃあどんどん自分が考えてる堕とし方を言っていきましょう!」
「ボクから言わせて貰うとまずは豊君が思っている一夫一妻制を一夫多妻制に変える所からだろうね!」
「豊ちゃん、ああしてて信念中々曲げない所があるからなぁ~」
「幸子の言う通り豊和はこの中の1人を選ぼうと今も考えてると思うわ!」
「幸子ちゃんと深雪ちゃんの言う通りかも」
「遥は何か知ってるのかしら?」
「昨日アイツが帰って来たとお母さんから連絡があったんだけどソレを聞いて気持ち悪くなって豊和君に相談に乗って貰ったの」
「「「「「そう(なのね)(なの)(か)(なのですね)(なのでゴザルか)」」」」」
「「「遥ちゃん(さん)、アイツって?」」」
「…私の幼馴染みなんだけど…《私達》はアイツを視界にも入れたくないの!」
「ふん。アイツが戻って来たのなら愛美、アンタは何か考えて要るんじゃないの?」
「そうですわね。以前はあの人の両親に力がありましたからどうにも出来なかったですが、今回はこちらが上ですわ。こちらに来た早々申し訳無いですが二度とこちらの地を踏ませないようにしましょう。制約のせいで下手に動けなかったわけですが今は動けますからね!」
「流石ね、愛美。だから心配は要らないわよ遥!」
「うん。ありがとうねぇ、愛美ちゃん、美麗ちゃん!」
「ただね、どうしても気になる事があるわ」
「何、美麗ちゃん?」
「遥…アンタさっき相談に乗って貰ったと言ってたけど本当に相談だけな訳?」
「…ふぇ?」
「遥さんは、お兄ちゃんと一緒に寝てたよ」
「「「「「「はっ………
???????」」」」」」
「ちょ、ちょっと待ってにゃ…」
「にゃ…じゃないわよ!やっぱり思った通り、遥。アンタその反応何かしたでしょ?」
「にゃんでぇー?(汗)」
「そういえばやけに血色が良い遥さんとお兄ちゃんの右手がヌルヌル、んんっ………」
「お願いだから渚ちゃんは黙っててね!」
「「「は~る~か~!言いなさい!」」」
「ヒッ!?落ち着いてね、ね!美麗ちゃんも幸子ちゃんも深雪ちゃんも落ち着いてね!」
「遥殿は寝ている豊和殿の手を使って致してたでゴザルよ!」
「にゃんでぇ…知ってるの────!?」
「…それは屋根裏から見てたからでゴザルな!」
「み、みみみみみみ見られてた…の…?」
「当然でゴザルよ!」
「アンタ達2人共アウトよ!罰は受けて貰うから!」
「そうだねぇ、ボクも美麗に賛成かな」
「
「そうねぇ!後で罰も考える事にしましょう」
「「そんな…(でゴザルよ)…」」
─女子会はまだまだ続くのであった!
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