第47話転校生
転校生を一目見た時、懐かしい感じがしたんだ。ただ何か懐かしい…そんな感じ。そしてどこかで見た事ある顔。そんな中、転校生の自己紹介が始まる。
「転校生の祭吹雪です。豊和君に種付けされに政府から来ました。皆さん宜しくお願いしますね?」
あんたかぁ─────────!?どっかで見た顔だと思ってたらホントに見てたよ!?
しかもつい最近緊急放送で…。あんた飛び級で卒業してただろ?しかも何だよ!あの自己紹介!種付けって自己紹介で言う事じゃ無いしおかしいことだらけだよ!?
直弘笑ってる場合じゃないからな?よしいいだろう!麻季に言ってお前の相手を増やして貰うことを伝える旨をアイコンタクト!
何…それだけは止めてくれだと!?だが、それを俺は断る!お前も人数を増やすんだよ!俺を笑った罰だ。今更謝っても遅いんだからね?
昼休み早速直弘は連れて行かれた。麻季の手によって。新しい子が5人も増えてたみたいだが見なかった事にしよう。うん。それがいい。そして、
「貴方が豊和君ね?」
「…そうですよ祭さん」
「吹雪よ」
「あ~放送は見ましたけど本気なんですかアレ?」
「当たり前です。それに貴方の恋愛観を変える為にも私は来たんですから…」
「あの時よりは変わってますよ?」
「そう。それは良い傾向ね」
「そうですか?」
「ええ、じゃあ早速種付けね?」
「行くわけないでしょ!?」
「変わって無いじゃない!それじゃあ駄目なのよ!次から次に手を出しなさい!」
「それは節操が無さすぎじゃあ…。今でも自分では節操は無いと思っているですけど…」
「足りないわ!何なら手始めにこのクラスの女の子今すぐ全員食べても…」
「そこまでにしましょう!そんなこと言われても俺は直ぐには変わりませんよ?そういうのは惹かれてからじゃないと!」
「…まぁ、今日の所は許してあげる。ただし近い内に貴方のおばさんと私は真っ先に種付けして貰うから宜しく!」
言いたい事言って颯爽と去っていく祭さん。種付け種付け言うからクラスの女性の目線がまた俺の股間に集中してしまってるでしょ!?責任取って欲しいわ!それにそういうのはまず告白してくれたヒロインの子達に返事してからの話でしょうに。少なくとも俺はそう思ってますよ?
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