第41話連れられて行った先は…
「愛…ここって…」
「良いから黙って着いて来るし/////」
愛に連れられ歩くこの場所は紛れもなくホテル街。派手な看板がこれでもかと主張している。そしてその中の建物の1つへと向かう。え~と…これって、やっぱりそういう事だよね?でも茜先輩も付いて来てるから俺の勘違い?そんな風に思っているといつの間にか部屋の中へ。遅れて茜先輩も部屋の中へ入って来た。
「茜…入口で待ってるし…」
「…了解でゴザル」
「愛?」
「いいから奥に行くし…」
またもや引っ張られ着いた場所は大きなベットがある部屋。
「豊和っち…」
「え~と…愛?」
「…ここはエッチする場所に決まってるっしょっ?」
「…だよ…ね」
「あ~しは豊和っちに出会った時からこうなりたいと思ったし…」
「そうなの!?」
「そんなに驚くなし…」
「いやいや驚くよ普通…」
「豊和っちみたいな男性は居ないし…何より一目惚れし…。それに…あ~しの胸も見たし/////貰って貰わないと困る…し…みたいな…」
「…ここまで来てなんだけどデートとかして…」
「待てないし!」
そういった愛にベットへと押し倒される。
「さっき貰ったコレ…」
俺に見せるのは先程車の中で3人に渡した遊園地の売店で買ったキーホルダー。少しでも思い出になればと買っておいたのだ。それを渡した時は3人共まず驚いてたのが印象に残っている。
「もうコレはあ~しの宝物…し。大好きな男性からの贈り物…。こんなの貰ったらあ~しは限界を越えたし!今直ぐ抱いて欲しい繋がりたいと思うに決まってるし!!!」
「…愛も後悔しない?」
「…もって事は皆に聞いてるっしょ?するわけ無いし!皆同じ豊和っちのモノになりたいだし!勿論あ~しもっしょ!」
「…愛」
「という事で頂くし…んっ…んんっ…チュッパ…はぁはぁ……キ、キスってこんなに満たされるし?」
「…そうです…ね」
「あっ…豊和っちの豊和っちが…」
「言わないでいいの、そんな事…」
「イシシ…じゃあ優しくしてっしょっ?」
「…んっ」
これで良いのかと思うけどこれがこの世界の普通の事。流された感は否めないけどこうなった以上愛も大切にする事を愛にも誓った。誓った時に涙を見せ、その涙を拭う愛はまた一段と綺麗に見えた。つい2人が燃え上がったのはご愛嬌って事で。
愛が眠ると茜先輩がやって来る。そういえば入口にいたんだから聞こえていたよね?
「愛殿は疲れて眠ってしまった様でゴザルな?」
「…うん」
「あれだけ燃え上がったら当然でゴザルな…」
「…うん…そうだね/////」
「豊和殿はホント凄いでゴザル…」
シュルシュルッ……パサッ…
「…何で茜先輩迄脱いでるの?」
「分かってるでゴザルよな?」
「シャワー浴びて無いし、愛寝てるし…」
「関係ないでゴザル…拙者…拙者…豊和殿ぉぉぉ────────!!!」
「待って!茜先輩!?まぁ…あぁぁぁぁ…」
こうして愛が寝てる横で初めてにも関わらず何度も求めて来た茜先輩。性欲が強い筈の俺と対等に渡りあった茜先輩マジ半端ねぇ~。未だに横でこちらをみながらペロッと唇を舐め妖艶な笑みを浮かべているのもご愛嬌だろうか…?はいはい…分かってます分かってますよ…。付き合いますよ、付き合いますから落ち着いて下さい。茜先輩が気の済む迄…。ようやく眠ったのは翌日の昼近くだったのは俺の心に秘めて置くとしよう…。
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