第40話デートを終えて
観覧車で気持ちを伝え合った後、俺達は家へと帰る事に。勿論帰りもリムジンだけど行きと違うのは愛美先輩とずっと絡み合ってるお互いの指、恋人繋ぎってわけ。その状態から更に愛美先輩は俺の肩に頭を預けて密着している。こういう風にイチャイチャするのって本当に良いよね。そんな甘い時間はあっという間に過ぎリムジンは俺の自宅前へと到着。
「…着いてしまいました…ね」
「…うん」
「仕方無いですが今日は帰ります…ね」
「ん…」
「…もう一度キス…して下さいますか?」
「いつでも…」
チュッ……
「…わたくし幸せです♡」
「俺も幸せですよ」
「ふふふ…豊和様?」
「
「…豊和様と付き合う事になると今日は思って無かったので準備が出来ていませんでしたが…今度デートする時はわたくしと繋がって下さいませ/////」
「…うん/////」
「そ…それでは失礼しますわ豊和様」
「気を付けて帰ってね!」
「はい…」
─車が見えなくなる迄見送り、直ぐに連絡を取る。出資の準備を急ぎする為だ。
Purururu…Purururu…Puru…『はい?』
「
『待ってたわよ…豊和からの連絡♡』
「美樹姉には色々言いたい事があるけど今日は急ぎで頼みたい事があるんだ…」
『言いたい事は放送の件よね…私は悪い事はしてないも~ん』
「くっ…言い草が腹立つけど…今は仕事の話を良いかな?」
『…仕事の話なのね?良いわよ、言ってみて!力になれるのならなってあげるから…』
「ありがとう美樹姉…じゃあ言うね?未発表作品と例の件を進めて良いからそれでお金はどれ位用意出来る?出資したい企業があるんだ。それも急ぎで…」
『えっ!?そんな事で良いの?』
「そんな事って…そんな簡単に…」
『簡単よそれ。だって世界で今一番稼いでるの豊和と思うから。放送があってあの作品を書いたのが男性って分かってから凄い勢いで書籍等豊和に関連した物全て売れてるから。今も絶えず次から次に重版やら生産やら行われてるわよ?』
「えっ!?マジで?」
『そりゃあそうでしょう』
「…じゃあ例の件は進めなくても大丈夫だったって事?」
『それはそうね。でも豊和が一度言ったんだからそれはそれで進めるからね?』
「…やってしまった。最初に言わなければ良かった…」
『とにかくお金は豊和の口座に入れておくわ』
「…取り敢えずありがとう」
『それよりも…』
「何?」
『私の気持ちを聞いてどう思った?』
「ビックリした」
『そ、そうじゃなくて…わ、私からす…すすすすすすす…す…』
「…好意を伝えられてって事?」
『そそ、そうだよ。うん…もしかして迷惑?』
「いつも美樹姉には弄られるからなぁ~」
『うっ…こっちはま、真面目に聞いてるのにぃ…』
「あの時からずっと支えてくれてるし美樹姉は綺麗だし美人さんだし可愛いし…」
『う~それ以上は駄目/////恥ずかしぃ…』
「ぷっ…美樹姉。もしかして褒められ攻められたら弱い?」
『……からかったの?(怒)』
「…嬉しいよ…好意を伝えられて。小さい頃、美樹姉に憧れてたし…ね」
『えっ…もしかして…と、豊和の初恋ってわわ、私ぃぃぃ?』
「じゃあまたかけるね美樹姉、バイビ~」
『ちょっ…とよ…』─Pi…
「さて…ゴメンネ2人共。外で電話掛けたから2人共帰れなかったんでしょっ?」
「気にしなくて良いでゴザルよ」
「……」
「え~と、どうかした愛?」
「…これからあ~しに時間くれし…」
「良いけど…」
「じゃあ…行くし」
─愛に手を取られ連れて行かれる。何処に行くのだろうか?茜先輩は苦笑いしながら後ろから付いて来てるし、何か知ってるのかな?
******
いつも作品を読んで頂きありがとうございます。陰陽師とラブコメモノを新作で書いていますので是非読んで下さいまし!とても良い作品に仕上がってると自分では思っておりますので!作品の評価も引き続き宜しくお願いします。作者のモチベに繋がっておりますゆえに是非とも!
美鈴でした♡
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