チンギス・カンとスルターン

ひとしずくの鯨

参考文献

 本書を執筆するにあたり、下記を参考にさせていただきました。


◎モンゴル史料

○同時代のモンゴル史料「秘史」(発行年順)

・那珂通世訳『成吉思汗實錄』筑摩書房 1943年

・村上正二訳『モンゴル秘史 チンギス・カン物語』1、2、3 平凡社 1970、72、76年

・小沢重雄訳『元朝秘史全釈』上、中、下 風間書房 1984、85、86年

『元朝秘史全釈続攷』上、中、下 風間書房 1987、88、89年

・Igor de Rachewiltz 『The Secret History of the Mongols』 2Vols Leiden・Boston: Koninklyke Brill NV 2006

○後代のモンゴル史料(発行年順)

・小林高四郎訳『蒙古黄金史 蒙古民族の古典』 生活社 1941年

・岡田英弘訳『蒙古源流』 刀水書房 2004年


◎ムスリム史料

○ジュワイニーの歴史書『世界征服者の歴史』の英訳書

・Boyle, J. A. (trans.) ‘Ala-ad-Din ‘Ata-Malik Juvaini,『 Genghis Khan: The History of the World Conqueror』, Manchester: Manchester University Press 1958 (Seattle: University of Washington Press 1997)

○ラシードの歴史書『集史』の英訳書

・Thackston, W. M. (trans.) 『Classical Writings of the Medieval Islamic World Persian Histories of the Mongol dynasties Vol.3 by Rashiduddin Fazlullah』, London: I. B. Tauris & Co. ltd 2012

○ジューズジャーニーの歴史書の英訳書

・Raverty, H. G. (trans.) 『Tabakat-i-Nasiri A General History of the Muhammadan Dynasties of Asia including Hindustan from A.H. 194(810 A.D.) to A.H.658(1206A.D.) and the irruption of the Infidel Mughals into Islam by Maulana,Minhaji-ud-Din,Abu-Umar-i-Usman』 2Vols :1881 (Delhi: Low Price Publications 2010)

○イブヌル・アシールの歴史書の部分訳(英訳)

・Richards, D. S. (trans.) 『The Chronicle of Ibn al-Athir for the Crusading Period from al-Kamil fi’l-ta’rikh Part3 the years 589-629/1193-1231: the Ayyubids after Saladin and the Mongol Menace』, Farnham: Ashugate Published Limited 2010


◎史料 イスラームの書の訳書

・井筒俊彦訳『コーラン』上、中、下 ワイド版岩波文庫 2004年


◎史料 漢籍

・那珂通世他校正増注「校正增注親征録」、故那珂博士功績紀念会[編]『那珂通世遺書』 大日本図書 大正4年所収(ただしWEB上の[国 立国会図書館デジタルコレクション]公開のもの)

・『遼史』(元・脱脱等)中華書局 北京 1974年

・『金史』(元・脱脱等)中華書局 北京 1975年

・『元史』(明・宋濂等)中華書局 北京 1976年

・『大金弔伐錄校補』(金)中華書局 北京 2017年 


◎史料 漢籍の訳書

・岩村忍訳『長春眞人西遊記』筑摩書房 1948年

・長澤和俊訳『玄奘三蔵 大唐大慈恩寺三蔵法師伝』光風社 1988年

・松崎光久訳『耶律楚材文集』(中国古典新書続編)明徳出版社 平成13年

・内田吟風・田村実造ほか訳注『騎馬民族史1』(ワイド版東洋文庫197)平凡社 2007年


◎研究書(おおよそ発行年順ですが、同一著者はまとめて記し、同一シリーズ・関連が深い書はまとめて記しているものもあります。)

・Barthold , W. 『Turkestan down to the Mongol Invasion 2nd』, London :The E. J. W. Gibb Memorial Trust 1928 (4 th 1977)

     ,Soucek,S(trans.)『 An Historical Geography of Iran』, Princeton: Princeton University Press 1984

・箭内亙『蒙古史研究』刀江書院 1930年

・ドーソン、佐口透訳『モンゴル帝国史』1、2 平凡社 東洋文庫1968年

・勝藤猛『モンゴルの西征 ペルシア知識人の悲劇』創元社 1970年

・岡崎精郎『タングート古代史研究』東洋史研究会 1972年

・山田信夫『草原とオアシス』(ビジュアル版世界の歴史10) 講談社 1985年

・本田實信『イスラム世界の発展』(ビジュアル版世界の歴史6)講談社 1985年

『モンゴル時代史研究』東京大学出版会 1991年

・村上正二『モンゴル帝国史研究』風間書房 1993年

・岡田英弘『チンギス・ハーン』朝日文庫 1993年

『世界史の誕生』筑摩書房 1999年

『モンゴル帝国から大清帝国へ』藤原書店 2010年

・杉山正明『モンゴル帝国の興亡』上、下 講談社 1996年

『耶律楚材とその時代』(中国歴史人物選8)白帝社 1996年

『モンゴル帝国と大元ウルス』京都大学学術出版会 2004年

『疾駆する草原の征服者』(中国の歴史8)講談社 2005年

『モンゴル帝国と長いその後』(興亡の世界史9)講談社 2008年

・小長谷有紀『モンゴル草原の生活世界』朝日選書 1996年

『モンゴル』(世界の食文化3)社団法人農山漁村文化協会 2005年

・西田龍雄『西夏王国の言語と文化』岩波書店 1997年

・白石典之『チンギス=カンの考古学』(世界の考古学19)同成社 2001年

・楊海英『チンギス・ハーン祭祀』風響社 2004年

・氣賀澤保規『絢爛たる世界帝国』(中国の歴史6)講談社 2005年

・愛新覚羅烏拉煕春『契丹文墓誌より見た遼史』松香堂 2006年

・森安孝夫『シルクロードと唐帝国』(興亡の世界史5)講談社 2007年

『東西ウイグルと中央ユーラシア』名古屋大学出版会 2015年

・森部豊『ソグド人の東方活動と東ユーラシア世界の歴史的展開』関西大学出版部 2010年

・白石典之編『チンギス・カンとその時代』勉誠出版 2015年

・荒川慎太郎・澤本光弘・高井康典行・渡辺健哉[編]『契丹[遼]と10~12世紀の東部ユーラシア』(アジア遊学160)勉誠出版 2013年

・森部豊[編]『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』(アジア遊学175)勉誠出版 2014年

・古松崇志・臼杵勲・藤原崇人・武田和哉[編]『金・女真の歴史とユーラシア東方』(アジア遊学233)勉誠出版 2019年

・『チンギス・ハーン』上、下(歴史群像シリーズ25、26) 学習研究社 1991年


・グルーネバウム、嶋本隆光監訳、伊吹寛子訳『イスラームの祭り』(イスラーム文化叢書5)法政大学出版局2002年

・小杉泰『イスラーム帝国のジハード』(興亡の世界史6)講談社 2006年


・ブルフ、大東文化大学現代アジア研究所監修、原隆一他訳『ペルシアの伝統技術―風土・歴史・職人』平凡社2001年


◎論文

・川崎 浩孝『カルルク西遷年代考─シネウス・タリアト両碑文の再検討による─』1993年

(2021.11.11時点でWEB『大阪大学学術情報庫』にてPDF形式にて公開されており、そこより入手)

・柿沼陽平『唐代砕葉鎮史新探』帝京大学文化財研究所研究報告第18集 2019年

(2021.11.11時点でWEB『帝京大学文化財研究所』にてPDFの形式で公開されており、そこより入手)


◎辞書

・F. Steingass 『a comprehensive PERSIAN-ENGLISH DICTIONARY』, New Delhi: BHARATIYA GRANTH NIKETAN

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