第80話

「ちょっとお手洗いに行ってくる」


「おっけー!」


カラオケの時間もそろそろ終わりだけどずっとみんなと話していてちょっと疲れたから休憩したい。まあトイレって言えば抜けても問題ないだろう。俺はそう思い部屋から出る。


「ふぅ」


俺は部屋の外にあるベンチに座って一息をつく。楽しいけど疲れるなぁ。


「あっ!ここにいたんだ!!」


俺がそろそろ戻ろうとしていると他校の女子がやってきた。やっば!トイレに言ってなかったことがバレる!!


「トイレじゃない方向に行ってたから大丈夫かなと思って...」


「だ、大丈夫!ちゃんとたどり着いたから!」


とっさに出た嘘でやり過ごす。多分トイレに行ってないことはバレてないよな。無駄にこういった嘘がうまくなってきてて嫌だな。


「それなら良かった!!私ちょっと疲れたし一緒にここで休まない?」


「いいよ」


ラッキー!もうちょっと休憩したいし連れ戻されたりしなくてよかった。俺はもともと休憩するつもりでこっちに来たから全然オッケーだぜ!


「じゃあ隣、お邪魔しちゃおっかな」


そう言って空いていた俺の隣に座る。


「...」


「...」


話すことがねぇ!今日初めて会った他校の女子と話すことなんてねえよ!多分俺が話振った方がいいんだろうけど根が陰キャ思いつかねえよ!!俺が何を話そうかと考えていると向こうから話しかけてくれた。ありがたいな。


「あのさ、さっき彼女いないって言ってたよね?」


「うん。そうだよ」


「もしよかったら私と付き合ってくれない?」


「えぇ!?」


まさかの告白されたんだが!?多分これは罰ゲームとかじゃないと思うしどうしよう...。


「まずはお試しって感じでもいいし何なら私は夜見君のキープみたいな感じでもいいよ」


今は誰かと付き合うとか考えていないんだよな。えっと、どうしたらいいんだろう!?


________________________

すいません。今日短いです

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る