第174話
今日は終業日。次登校するときはもう2年生なのかぁ。高校1年生の最後の登校日の天気が雨だったのが残念なところだな。どうせなら雲一つない晴天がよかった。まあ別にどっちでもいいけど。
「今日授業も部活もないしサイコーだぜ!!」
「しかも午後に授業は無いからもう帰れるぞ!!こんなのもう実質今日から春休みだろ!」
俺の席の近くで友達がはしゃぐ。でも気持ちは滅茶苦茶わかる。やっぱりいつになってもやっぱり長期休みは嬉しいよな。
「お前らうるさいからどっか行け。俺は帰る」
「えー!遊ぼうぜ!!」
「カラオケでもゲーセンでもいいからどこかに行きてぇ!」
カラオケ....頭が痛くなってきた。昨日不破とあんなことがあったせいで絶賛寝不足中だ。なので今日は友達と遊んだりする元気がない。っていうか眠い!!午前中の終業式とかもう半分寝てたもん。今日は早く帰って寝たい気分だ。
「俺昨日色々あって寝不足なんだよ。早く帰って寝たいから帰る」
「ちっ、しゃあねえな。じゃあまた春休み中に遊ぼうぜ」
そう言うと友達は遊ぶために教室から出て行った。あいつらのことだから無理やりでも連れていかれるかもと思っていたけどその心配は無用だったようだ。皆帰ったようで教室はもう俺以外誰もいない。
「1人で帰るかぁ」
眠気のせいで少し頭くらくらしながらとぼとぼと家に帰った。
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「うわ、雨やばすぎ」
朝はまだあまり雨が強くなかった為折り畳み傘をさして登校してきたが今風も強いし折り畳み傘じゃきついな。今さしたら傘がぶっ壊れる気がする。仕方ない。びしょ濡れで帰るか。
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今日短いです。最近短いのが多くてごめんなさい。
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