第120話

うわ!こんな見るからに高級でしかない料理食べるの怖いんだけど!俺はさっき調べたテーブルマナーの通りに運ばれてきた料理を食べる。うっま!なにこれ!?今まで食べたことのない美味しさなんだが!?俺が料理に夢中になっていると紲星さんから話を振ってきた。


「夜見君、もう何回もお願いされているとは思うけど私からもお願いするわ。私たちの事務所に入ってください」


いやぁ、なんとなく察してたけどさぁ。なんで俺なんかに何回も勧誘するのだろうか?俺の友達だと零とか俺より断然イケメンだと思うけどな。でもこの雰囲気、断りずれぇ!取り合えず理由を聞こう。


「何で俺なんかを誘うんですか?」


「夜見君は今日の撮影で私と同じぐらい、いや、それより多くの注目を集めていたわ。私はそんな人とこれからも仕事をしていきたいと思ったの」


それ、単に俺が初心者だから見られてるだけだと思うんだけど....。


「断らせてもらってもいいですか?俺自身、あまりモデルに興味がなくって別のバイトもやっていますし.....。ごめんなさい」


「全然いいのよ。他にしたいことがあるのならそっちを優先すべきだわ。こちらこそ急にお願いしちゃってごめんなさいね。あ、後お金は経費で落とすから払わなくていいわよ」


え?まじで!?このコース料理全部無料!?


「あ、ありがとうございます!」


さっき食べてたときも美味しかったけど無料って聞いた瞬間にうまさ倍増したわ!ガチで最高!!


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今日短いです



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