第113話

生徒会の会議が終わった後、会長はヨットで無双していたが最後に彩葉とやることになり、またも彩葉が1回目ヨットを出してそのまま勝ち、会長がハーゲンダッツを奢ることになった。またハーゲンダッツを奢ってくれるなんて会長太っ腹!!

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数日後


「テストまで後3日切ってるよ!やばいよ夜見教えてくれよ!!」


「夜見って.....性格以外完璧だよね!」


「この通りですお願いします!(爆速土下座)」


放課後に友達が俺に泣きついてくる。なんでぎりぎりまでやらねえんだよ!まあ気持ちはわかるけどさぁ!!後2人目のやつ全然褒めれてないからな。


「課題をしっかりやっとけ、わからない問題があったら俺に聞け。以上」


「もしかして今から勉強会してくれるのか!?」


「ごめんバイト」


「テスト前なんだから休めよ!!」


「そろそろ忙しくなるシーズンなんだよ!!」


そう、もうすぐクリスマスだ。そして俺のバイト先はケーキ屋。材料の仕入れや整理が忙しいんだよ!その代わり時給がめっちゃ高くなるからありがたいんだけどな。


「くっそー!俺達の友情はそんなもんなのかよ!!」


「俺達はもう留年するしか......!!」


まあ俺だってクズを演じてるだけでクズじゃない。手伝ってやりたいのは山々なんだが....あっ!良い方法思いついた。


「あー、わからない問題があったら俺に写真送れ。解説してやるから」


「夜見様!!」


「なんか夜見ってツンデレじゃね?」


は?殺すぞ?でもここで別にお前らに教えなくてもいいんだぞって言ったらツンデレそのものになってしまう。流石にそれは嫌だな。よし、クズムーブするか。


「お前らにわからない問題を送ってもらえれば復習にもなるしWINWINなんだよな」


「なんだ、ちょっとでも教えてくれる夜見優しいと思って損した」


「っていうか今回は綾崎様と勝負しないのか?あれ結構面白かったんだけど....」


友達にそう訪ねられる。単純に負けそうだし勉強するのがめんどくさいって言いうのもあるけどバイトが本当に休めないぐらい忙しいんだよな。


「面倒くさい」


「えぇー!」


「じゃ俺らは家帰って勉強するからまた明日な」


そういってあいつらは家に帰っていった。じゃあ俺もバイト頑張るとするか。


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