第61話

俺と綾崎はわからないところはお互いに教えあい第2問、第3問と順調に解いていき残りあと2問のところまで無事残ることができた。勿論金魚のフンみたいにずっと後ろをついてくる友達もまだ残っている。こいつらずるだろ。ざっと見た感じまだ正解し続けているペアは20組ぐらいだろう。この学校化け物多すぎじゃね!?


「〇×クイズの問題も残すところあと2問となりました!!では第9問目、2028年8月12日は土曜日である。〇か×か」


はぁ!?これって公式で解けるやつだよな?俺この公式覚えていないんだが!?で、でも綾崎ならわかるかも!


「ごめん綾崎、俺曜日を求める公式知らねえわ。ツェラーの公式だっけ?これわかるか?」


俺は綾崎に尋ねる。


「すいません私も知らなくて...」


流石に綾崎もこの公式知らないか。まあわからないものは仕方ない。これは〇×クイズだから最悪2分の1で正解するしそれにかけるしかないか。


「俺わかるぞ」


さっきまで永遠に俺の後ろをついてきた友達の一人が手を挙げて俺達に向かってそう言った。


「マジで!?」


「正解は〇だよ。中学のときに先生が軽く公式教えてくれたの覚えていて良かったぁ」


「お前、本当に頭がよかったんだな」


「この進学校に合格してる時点で頭いいことは確定だろ。夜見と綾崎様に解けなかった問題解けて気持ち良いーー!!」


今までこの学校の男子たちの精神年齢の低さに驚いていたがちゃんと頭がいいということを再確認できた、最後にカス発言してたけど。俺達はこいつの言う通り〇の方へ移動する。


「正解は〇でーす!おおっと!この問題でかなり減ってしまいました!」


確かにペアは20組ぐらいあったはずなのにもう10組ぐらいに減らされた。あの問題は学校で習う知識じゃなかったからな。流石のこの学校に通っている勉強厨達も解けなかったのだろう。


「〇×クイズラストの問題です!!第十問!南柯の夢ということわざの意味はどんなに短い時でも忘れないことという意味である。〇か×か」


これは知ってる!!南柯の夢の意味はむなしく、はかない夢だった気がする。そして夢寐にも忘れないということわざがどんなに短い時でも忘れないという意味だ!!


「綾崎、これ×だよ」


「そうなんですか?私は知らなかったので助かりました!!」


今から移動しておきたいが早く移動しすぎるとわからないペアたちがついてくる可能性がある。ここはぎりぎりまで移動しないでおこう。どんなにぎりぎりで移動してもあいつら二人はついてくると思うけど。残り時間ギリギリになって俺と綾崎は×の方へ行く。いつものようにあいつらもついてきたようだ。


「正解は×です!これにて〇×クイズは終了です!!残ってるペアは前に出てきてください!!」


「綾崎優勝しようぜ!」


「精一杯頑張りましょう!!」


今から一万円をかけた最終決戦が始まるのか。がんばるぞ!!







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