学校でクズを演じている俺、クラスの王女様に実は優しいことがバレる

むいむの。

プロローグ

この世の中、自分の本性をさらけ出してない『化けの皮』を被っている人間は多い。自分だって皆の前で『化けの皮』を被っている人間の内の1人だ。『化けの皮』を被っている理由は人それぞれ色々ある。ある人は自分を強く見せるため、ある人は周りに合わせているため。自分の場合は友達を作るため。けれども、その『化けの皮』を被っている事をバレずに居続けるのは難しい。


「夜見君、話があるのだけどちょっとお時間頂けないかしら?」


俺は友達を作るためにクズを演じている。だからそれについての注意だと思っていた。 



俺はこのクラスの王女様と呼ばれている彼女とこれから関わっていくなんて思ってもいなかった。


これはそんな彼女に俺の『化けの皮』が剥がされる物語だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る