第116話
冬休みの頭、地獄のバイト期間を終えた俺はだらだらと過ごしていた。あの後彩葉と不破の2人以外からバレることもなかったし何ならクリスマスの日に二人はまた来てくれた。ケーキ屋でバイトをしてるってバレたのは恥ずかしいけどほかの人にバレるよりはあの二人でよかったな。俺がごろごろとベットの上でスマホをいじっていると1つのメッセージが来た。
「えぇ!?」
それはだいぶ前俺と彩葉がショッピングモールで買い物をしていた時に俺達にモデルにならないか?とスカウトしてきた男の人からだった。困ったときまたいつか連絡してくださいって言ってそうしますって言ってたの社交辞令じゃなかったの!?俺は冬休み大体暇だからいいけど彩葉は予定空いているかな?そう思いながら俺は送られてきたメッセージを読む。ええと、モデルをする予定だった人がインフルエンザになったのか。それで撮影の日は30日の大晦日前で他の人たちも休みだったり予定があって来れないから俺に頼んだと。あれ?これ俺だけに対してのメッセージじゃね?
「まあ30日は暇だしモデルしたらお金もらえるから行くかぁ」
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12月30日、俺はメッセージで教えてもらった事務所に何とかつくことができた。マジでここ都会すぎだろ!どれだけビル建ってるんだよ!俺が入ると受付の人が対応してくれる。
「本日はどのようなご用件ですか?」
これに答えるの難しくね?俺ここに所属してるモデルってわけでもないしな。
「メールでここに来てくれと頼まれたんですけど....」
俺は送られてきたメッセージを見せながら説明する。
「夜見さんですか?」
「はい、そうです」
「話は聞いてます。3階の第4会議室でお待ちください」
「わかりました」
なんか芸能人になったみたい!!
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今日短めです。本当にごめんなさい
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