第183話
「やっぱ通天閣にはいきたいよなぁ」
「私グリコの看板見てみたい!」
俺達は放課後、どんどん近づいてくる修学旅行のため自由行動の時に何をするか教室に残って話し合っていた。そこ2つは有名な大阪の観光スポットだよな。確かに見てみたい。
「たこ焼きも絶対に食べたいっす!!」
「たこ焼き....いいですね!」
「忘れてた!たこ焼き絶対に食べないと!」
楓の発言に皆も賛成する。こう見ると大阪って良い観光地なんだなと思う。だってこのほかにもユニバや海遊館、大阪城もあるし。え?俺が大阪に詳しいって?いやまさか修学旅行が楽しみでめっちゃ調べたとかそんなわけないじゃん!
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「このルートで自由行動のときは回るってことでいいな?」
「はい、いいです!」
「もう楽しみだな!」
修学旅行のパンフレット1つで会議をして1時間、ようやくみんなで回るルートを決めることができた。まあ休業とかでルート通り進めなくなって行き当たりばったりでも楽しくなるとは思うけどな。
「じゃあ解散!私この後バイトあるからお先に~!」
不破はそう言って荷物をまとめそそくさと教室から出て行った。もう学校ですることないし俺も帰るか。帰る方向は彩葉とだけ一緒だし2人で帰るか。
「彩葉、一緒に帰ろうぜ」
「はい!一緒に帰りましょう」
俺の問いに彩葉は可愛い笑顔でそう答えた。やばい、最近変なファンクラブの対処とかして疲れてたからかより一層可愛く見える。でもこんなこと思ってるのがバレたら皆に馬鹿にされるし絶対に顔には出さない。俺はそう思い、緩んでいるかもしれない顔をぶん殴る。
「おい急にどうした!?」
「大丈夫ですか!?」
「なんか蚊がいるような気がしただけだよ」
よし、これで心は落ち着いた。
「じゃあ帰るか」
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最近やる気がわかなくて休んだりするのが多くてごめんなさい。今日少なめです。
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