第190話
「おい夜見!あの写真見たぞボケが!!」
「え?何々!?いきなり怖いんだけど!写真って雑誌の読モの奴か?」
「違うわ!」
新幹線を降りて友達2人と合流した。あと同時に2人の内の1人がぶちぎれて来た。え?なんで?写真っていうのが意味わからないんだけど...。あと普段だったら2人でぶちぎれてくるのに何で今回は1人だけだったんだ?
「お前王女様ともごごごご」
怒ってる友達がまた何かを言おうとしたとき友達の口がもう1人の方に塞がれた。
「おい、この様子じゃ夜見はあのこと気付いてねえぞ。面白そうだし教えないでおこうぜ」
「た、確かに。そっちの方が面白そうだな。じゃ、また後で」
「いやちょっと待て!!」
サラッとどっかに行こうとする友達を俺は急いで呼び止める。まじで自然な流れ過ぎて俺もちょっと反応遅れたわ!!
「え?なに?」
「なに?じゃねえよ!こっちがなに?って言いたいし!写真ってなんだ?教えろ!」
俺はツッコんでから気になったことを聞いた。さっきの彩葉の反応と何か関係ありそうだしめっちゃ気になる。
「嫌だ!」
「逃げるぞ!!」
そう言って運動部自慢の足の速さを見せ、一瞬で逃げて行った。俺の運動音痴が悔やまれる。
「唯桜っち~!今一人?なら途中まで一緒に行こ~!」
「あぁ、1人だ。なんかあいつらが写真がどうのこうのとか言ってどっか行ったからな」
不破が俺に手を振りながら向かって来た。不破と一緒にいるといっぱいツッコんだりしなくていいから楽だな。.....いや、そんなことねえか。こいつが一番頭おかしいわ。そんなことを考えていると不破が心当たりがあるよな発言をした。
「写真ってあややと一緒に仲良く寝てた写真のこと?」
「おい、その情報もっと詳しく」
_____
最近忙しくて休んだり短めが多くなります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます