147「全領域異常解決室」延長戦

●またまた「全領域異常解決室」について


 先週の水曜日、「相棒」は『スマトラシジミ』という夜光蝶をめぐるお話でした。その前がまた幻のキノコの話でしたが、これらは実在するのでしょうか?


 幻のキノコの方は創作でしょうが、『スマトラシジミ』の方は実在するのか、ネットで調べてみました。ところが「相棒 第5話」の感想サイトしか出てこないので、AIに聞いてみたところ、


「スマトラシジミ(Sumatra Peacock)は実在する夜光蝶の一種です。この蝶は、特に夜間に輝く美しい翼を持っており、その光沢が特徴的です。スマトラ島などの熱帯地域に生息しています」


だそうです。


 嘘だあ。また知ったかぶりしてるな?


 2回連続して架空の創造物を元に製作しているなんて、相当ネタに困っているのかな?



 その一方で「全領域異常解決室」ですが、私は大失敗をやらかしました。以下、ネタバレになります。




 いつの間にか「あの人」が室長になっていて、部下に指示を出しているじゃありませんか。えっ、これどういうこと?


 実は始まった直後に「4か月前」と表示されたのを、うっかり見逃していたのです。録画していたので確認できました。


 つまり4か月前に室長だった神「天宇受売命(アメノウズメノミコト)」が、邪神「ヒルコ」の策略で殺されたが、「月読命(ツクヨミノミコト)」の能力によって「人間」として蘇生させられたということだったのです。


 神としては死んだが、かろうじて人間として生き延びた。しかし室長代理の興玉おきたまは諦めず、その人を警視庁総務部広報課から全領域異常解決室に出向させる。


 そしてその人は「ヒルコ」事件に関わっていくうちに、神としての記憶を取り戻す。


 とまあ、足早に説明するとそういうことだったんですね。で、「ヒルコ」が「神」ではなくて人間で、IT関連会社のCEOであるかのように匂わせているんですが、「ヒルコ」の正体についてはまだひと波乱ありそうですね。



●次回作について


 とにかくパソコンがクラッシュしてからデータ復旧に時間がかかりすぎていて、家猫「チロル」の発情期にも悩まされ、まったく書けないでいたのですが、発情期も治まったし、何かカクコン10にも出したいので、とりあえず「推理士・明石正孝シリーズ」の新作の第1話を書き始めました。カクコン10が始まる11月29日には、到底間に合わないんですけどね。



●本日の猫


 家猫のチロルですが、風邪を引いたのか、しょっちゅうくしゃみをします。でもこの地域にはやぶ医者しかいないので、そこへ連れて行くわけにはいかないんです。


 今は亡き先代家猫の「ボケ」も、風邪気味だったときにそこへ連れて行って、危うく殺されかけましたから。


 くしゃみで出た鼻水が固まって鼻穴を塞ぎ、呼吸が苦しそうです。でもそんなとき、「取って」とばかりに私の膝の上に乗ってきます。


 それで私がそれを取ってやると、鼻息が出て呼吸が楽になるようなので、当分これで様子を見ることにします。


 よく考えたら、固まった鼻水をおとなしく取らせる猫というのも珍しいのでは?

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