66 春日の呪い・最終章、及びドラマ化問題続報など


⚫私にも降りかかった「呪い」


 「春日の呪い」を書いてきた私にも、ついに呪いが降りかかってきたのでしょうか?


 私は電子書籍を「kindle」で読んでいるんですが、「kindle」をインストールしたタブレットで、電子書籍が読めなくなってしまったのです。


 呪いというより祟りか? いや、春日さんはまだ生きているから怨霊ではないな(笑)。


 いろいろと考えたあげく、再起動すれば良いのかもしれないと思い、やってみたら復活しました。良かった。



⚫原作と比べてドラマの方が良いこともある?


 今もドラマの「浅見光彦ミステリー」がBSやCSで再放送されているんですが、2月16日には10:20からCS-TBS2で辰巳琢郎さん版の『天河伝説殺人事件』を再放送し、直後の12:00からBSフジで中村俊介さん版の同作を再放送したんです。


 BSフジは毎週金曜日に、作られた順番どおり再放送しているので、これはCS-TBS2がスポット放送で喧嘩を売ったことになりますね。


 まあそれはそれとして、2月15日には沢村一樹さん版の『藍色回廊殺人事件』の再放送があったんですが、前にも書いたと思うんですけど、最近なるべく字幕表示にして観てるんですよ。ぐっすり寝ているチロルを起こさないように、ボリュームを低くして。


 ボリュームを下げると、何を言ってるのかよくわからないことが多いからなんですけどね。


 そしたらですね、もう何回も観ているドラマなのに、やっと気づいたことがあるんですよ。


 犯人役の人とよく似た人がいて、私はずっと同一人物だと思っていたんです。ところが字幕に出てくる名前がどうも違うということに気がつきまして、初めて別人であることに気がついたわけです。


 たぶんですが、私は「相貌そうぼう失認しつにん」の傾向があるんです。「相貌失認」というのは、なかなか人の顔を覚えられない症状のことです。


 考えてみたら私は、学校でも職場でも、いつも人の顔を覚えるのに苦労して、相当時間がかかっていました。しかもせっかく覚えた顔も、時間が経つとまた忘れてしまうんです。


 名前も同じです。他人の名前をなかなか覚えられず、しかもすぐに忘れます。私が書く小説で登場人物がとても少ないのは、そのせいもあると思います。


 これは一種の障がいとも言えるのかも知れません。嗅覚障害、味覚障害も含めると、けっこう多いなあ・・・。


 それでドラマ『藍色回廊殺人事件』のストーリーの方なんですが、犯人は自分が被害者に愛されていたことに気づかず、出世に利用されていただけだと思い込み、被害者が妹にまで手を出そうとしていることに怒りを覚えて、殺してしまいます。


 光彦にそれは勘違いであると指摘され、真実を知った犯人は巡礼の旅に出て、おそらくそれが終わると自害するんだろうなあ、と思わせる感じで終わりました。浅見光彦ミステリーでは、わりとよくあるパターンです。


 ちょっと気になったので、電子書籍で買っていた漫画版を読んでみたら、だいたいの流れは合っていたのですが、被害者は犯人を本当に愛していたのではなく、利用していただけのクソ野郎に描かれていました(笑)。


 これはドラマ版の設定の方が良いと思いましたが、また原作がどっちだったのか気になりましたね。この原作も読んでないんです。


 『平家伝説殺人事件』では、原作では犯人の一人がただの悪い女性だったのに、平岡祐太さん版のドラマでは凄くかわいそうで良い人に描かれていました。これはドラマの方に違和感を感じましたね。



⚫捜査員の顔出し映像


 先日、テレ朝の「報道ス◯ーション」で、独自取材映像ということで、逮捕に踏み込もうとしている捜査員を顔出しでけっこう長回しで映していたのですが、顔にボカシも入れてなくて、これいいの? と思ってしまいました。


 今後、別の事件の捜査の張り込みに支障が出るのではないでしょうか? いったいプロデューサーやスタッフは、何を考えているのでしょう?



⚫ハイニッキ情報


 全米アメフトプロリーグのファルコンズに所属するクォーターバック、テイラー・ハイニッキ選手の動向に関する報道がありました。


 ファルコンズは前のヘッドコーチ(=監督)が解任され、新しいヘッドコーチになるのですが、予想されていた人(ペイトリオッツのベリチック氏)と違う人が就任することになりました。


 その人は「ファーストダウンが取れるクォーターバックが望ましい」と発言しており、ハイニッキとデズモンド・リッダーのどちらかをバックアップ(控え)として残し、他チームから新たなエース・クォーターバックをトレードで獲得する方針のようです。


 その記事で明らかになったのは、ハイニッキの年俸が約10億円(!)で、22年にドラフトで入団したリッダーの年俸は、2024年シーズンまで約1億4千万円に設定されていることです。


 どちらが「ファーストダウンが取れるクォーターバック」かと言ったら、私は断然ハイニッキの方だと思うのですが、リッダーを残した方が年俸が安くて済むので、トレードで新クォーターバックを獲得しやすいなどと考えられたりしたら、頭が痛いです。


 ハイニッキはドラフト外入団で何チームも渡り歩いた苦労人で、2021年シーズンのプレーオフで、当時レジェンドクォーターバックのトム・ブレイディが所属していたバッカニアーズに善戦したことから、注目を集めたプレイヤーです。


 新しいヘッドコーチがどういう判断を下すのか、とても心配です。ただ、ハイニッキは2年契約で約20億円を得ていたことになるので、バックアップといえどもクォーターバックって凄い契約になるんだなあ、と感心もしました。



⚫本日の猫


 やってしまいました。


 冬の間は連続して眠れる時間が最長で3時間になってしまっているので、昨夜午前1時に「猫の集会所」の猫皿にカリカリフードを開け、水皿にも水を足し、猫トイレを掃除しました。


 いつも私と遊びたがる子猫は、最近は私よりも通路で暮らすアミコと遊びたいのか、引き戸を開けて通路へ出て行こうとします。開け方もわかってしまったようです。


 それで、キャリーケースを集会所に持ち込んで、私が作業をする間、その中に閉じ込めなければならなくなりました。


 そうして私は作業を終えて、部屋に帰ってまた寝たのですが、朝起きたら何やら集会所で猫の鳴き声がします。


 行ってみると、あろうことか、私は子猫をキャリーケースから出すのを忘れていたのです!


 すぐに出してあげたら、子猫はカリカリを食べ始めました。


 ごめんな。


 最近、物忘れが酷くなっているような気がして、自分が怖いです。


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