23 私の車遍歴
⚫まずはオートバイ
勤め始めた頃は、電車で通ってました。駅から下りて10分くらい歩けば勤務先に着いていたと思います。
それが翌年には移転してしまいまして、30分以上歩かなければならなくなりました。結構長い橋があって、夏の暑い日には遮蔽物が何もないものですから、夏バテして体重が相当減りました。
これではいかんと思い、普通免許は取っていたので、通勤用に原付バイク(正式には「原動機付自転車」)を買うことにしました。バイク屋さんでヤ◯ハのかっこいいバイクを見つけましたが、高かったので、次に気に入ったス◯キの原付を買いました。
それで通勤しているうちに、排気量の大きい普通のオートバイが欲しくなりました。というのも、原付では制限速度50キロの道路でも30キロしか出せません。当然どんどん車に追い越されていきますから、危ないんです。
というわけで、自動車学校に入校して自動二輪免許を取りました。中型免許限定で、排気量400CCまで乗れます。当時は社会人になってから取るのは珍しかったと思います。今でもそうなのかな?
で、せっかくだからかっこいいバイクに乗りたいと思い、当時日本で初めてハーフカウル(カウル=風防)を装備したバイクが発売されたので、それを買いました。それがホ◯ダの「CBX400Fインテグラ」というバイクでした。
このバイク、日本初の「方向指示器キャンセル機構」も搭載した優れものだったんです。それまではウインカーを上げた後、手動でウインカースイッチを切らなければならなかったわけですから。
これで休みの日に遠出したりもしました。ところがです。乗ったことのない人は「風を浴びて走るのはさぞかし涼しいだろう」と思うでしょうが、風よけのカウルがついているし、それ以前にエンジンからの熱が上がってきて、とても暑いんです。
加えてフルフェイスのヘルメットも被っているわけですから、暑くてたまらんわけです。そういうわけで、バイク生活は長くは続きませんでしたね。今ではもう、運転方法も忘れてしまいました。
⚫車遍歴
初めて買った車は、中古の軽自動車でした。ス◯キのアルトという車です。当時の軽自動車は排気量550CC以下だったのかな? エアコンもパワーウインドウもついていない車でした。
次に買ったのが生涯唯一の新車で、ト◯タのスプリンター・トレノでした。といっても、確かボディだけはトレノで、エンジンは普通のスプリンターというエセものだったと思います。
当時はいわゆる「スーパーカーブーム」で、ランボルギーニ・ミウラとかランボルギーニ・カウンタックのようなポップアップ・ヘッドライト(当時はリトラクタブル・ヘッドライトと言っていました)の車に憧れたものです。
それで国産でそういうものがないかと探して見つけたのがスプリンター・トレノでした。
この車、いわゆるスポーツカーで、FR車(フロントエンジン・リアドライブ=後輪駆動)だったんです。つまり後輪が回って前輪で舵を取るというタイプです。
当時は「スパイクタイヤ(タイヤに滑り止めの鋲を打ったタイヤ)」というものがまだ認められていました。それでも雪国で冬に走るのは怖かったものです。スポーツカーなのに、まったくスピードが出せません。
そのタイヤが販売されなくなり、スタッドレスタイヤに変わると、さすがにそれで走るのは危険だと思いました。
それで日◯のマーチを中古で買いました。このときまでは全部マニュアル車(マニュアルトランスミッション車=ギヤを手動で変える車)でした。しかし世の中のほとんどの車がオートマ車になったので、次に買ったのは同じマーチのオートマ車でした。
その車を文字どおり乗り潰すまで乗った後に買ったのが、今乗っている三◯の軽自動車「アイ」です。勿論これも中古車です。
1回を除いて全部中古車なのは、趣味のためと猫のためでしたが、新車の時に痛い目に遭ったことも原因でした。まあ、その話はまた別の機会にします。
今乗っている「アイ」はフルタイム4輪駆動なので、雪道でも比較的安心して走れます。ところがちょっと変わった車で、もの凄く丸みを帯びた形もさることながら、前輪と後輪のサイズが違うんです。だから前輪と後輪の使い回しができなくて、4本いっぺんに買い換えることになってしまいます。
スピードメーターはデジタル表示だけだし、ドアミラーは角度調整できるのに、ミラーカバーは自動で収納できずに手動で折りたたむ必要があります。ワイパーも大きい1本ワイパーです。
古い車で、2013年には生産終了しています。ですから部品を取り寄せるのに時間がかかります。
最初はこの車の丸っこい形状が好きではなかったのですが、見慣れてくると可愛いと思えるようになります。猫と同じです(笑)。
⚫新作の進捗状況
出来高は、まだ第2話の途中で合計3400字くらいですね。1日1000字もかけていない状況です。
ここ何作かは単純な構造だったので、今回はちょっと筋立てを複雑にしようかと思っているんですが、自分の頭が混乱しそうで、なかなか大変です。情けない・・・。
⚫本日の猫
ハチコの子・シロは、白地が多いサバトラです。ほとんどがサバトラのハチコの子の中では、見分けがつきやすい方です。
この子はいつも私から距離を置いて、近づくと逃げていたのですが、最近は私を怖がらなくなってきて、すぐ近くに行ってもじっとしています。
箪笥の上に乗っているときに、目の前に手を差し出すと、匂いを嗅いで、たまには舐めてくれるようになりました。
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