52 誰も読まない文章を、よくもまあ・・・


⚫全米アメフトプロリーグのプレーオフからスーパーボウルまでの予想


 前回、「スーパーボウルに進出するチームを予想するつもりだった」と書いちゃったんで、やらないわけにはいかなくなった手前、今日アップするしかなくなりました。なにしろ明日1月14日の午前6時30分から生中継が始まっちゃうんですよ。


 でも今朝も40分雪寄せしてダウンしてたんですけどね・・・。しかも書いてる途中、買物にも行ってました。


 全米アメフトプロリーグのプレーオフが1月14日から始まるんですが、日本のプロ野球のセ・リーグとパ・リーグのように「AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)」と「NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)」という2つのリーグがありまして、それぞれのリーグに16チームが所属してます。その16チームは4チームずつ4つの地区に分かれてまして、まずそれぞれの地区で優勝した4チームがプレーオフに進出できます。


 それ以外に各リーグで勝率の高かった3チームが「ワイルドカード」と言って、プレーオフに進めます。つまり各リーグ16チーム中7チームがプレーオフに進出できるわけです。(※コロナ禍以前は確か6チームだったと思います)


 レギュラーシーズンは各チーム17試合をリーグ戦として戦いますが、プレーオフは1発勝負のトーナメントになります。ただし、各リーグの勝率1位のチームは1回戦が免除されています。


 つまりプレーオフに進出した各リーグ7チーム中6チームが最初に戦うことになります。これは地区優勝した3チームにワイルドカードの3チームがぶつかる構図になります。


 1回戦の対戦カードは次のとおりです。


・AFC

 ブラウンズ VS テキサンズ

 スティーラーズ VS ビルズ

 ドルフィンズ VS チーフス


・NFC

 パッカーズ VS カウボーイズ

 ラムズ VS ライオンズ

 イーグルス VS バッカニアーズ


 なお、AFCではレイブンズ、NFCではフォーティーナイナーズが勝率1位だったため、1回戦を免除されています。


 また、後に書いた方が地区優勝したチームで(「ブラウンズ VS テキサンズ」だとテキサンズの方)、そのチームのホームスタジアムで戦える地の利があります。


 私の予想では、AFCの「ブラウンズ VS テキサンズ」ではテキサンズ、「スティーラーズ VS ビルズ」ではビルズが勝利すると思います。


 問題は「ドルフィンズ VS チーフス」で、試合当日の気温がマイナス20度になりそうな予報になっています。気温が極端に低い状態でタックルされると相当痛いそうで、怪我人が続出することも考えられ、荒れた試合になりそうです。


 順当に考えれば前シーズンのスーパーボウル覇者であるチーフスの方が強いのですが、今年は売り物の「ハイパーオフェンス」が機能しておらず、20点取れなかった試合も多かったです。ですが、そこはいざとなればなんとかするクォーターバックのパトリック・マホームズがいますから、やはりチーフスが勝つのではないでしょうか。


 NFCでは「パッカーズ VS カウボーイズ」はカウボーイズが順当に勝つと思われますが、「ラムズ VS ライオンズ」と「イーグルス VS バッカニアーズ」は予想が難しいところです。


 特に「ラムズ VS ライオンズ」は因縁の対決で、この対戦となることを嫌ったラムズのショーン・マクベイHC(ヘッドコーチ=監督)は、レギュラーシーズンの最終戦でクォーターバックのマシュー・スタッフォードを休ませてバックアップ・クォーターバックのカーソン・ウエンツを出場させたくらいです。


 ところが、ウエンツが頑張ってフォーティーナイナーズに勝ってしまったものですから、避けたかった因縁の対決が実現してしまいました(笑)。


 何が因縁かというと、2021年シーズン前に、ラムズとライオンズはトップ・クォーターバック同士をトレードしたのです。

 しかしこのトレード、実はラムズはドラフトの上位シード権とセットにしてのトレードだったそうで、対等の扱いではなかったのです。つまり、ゴフの方が下に見られていたということです。


 しかもマクベイHCとゴフの間に事前の話し合いがなく、突然のトレード通告だったそうで、スーパーボウルに出た経験のあるゴフにとっては、ひどくプライドを傷つけられるトレードだったのです。


 その年、ラムズはスタッフォードを擁してスーパーボウルを制覇した一方で、ゴフのライオンズはリーグ最下位に沈みました。


 あれから2年でゴフはライオンズを地区優勝に導きました。一方でラムズはかろうじてワイルドカードでプレーオフ進出。ゴフを応援したい私にとっては、ここはライオンズの勝利を予想したいところです。


 「イーグルス VS バッカニアーズ」は、シーズン当初は最強と思われたジェイレン・ハーツ率いるイーグルスが失速し、ワイルドカードでの出場となっています。しかし実はバッカニアーズは9勝8敗で南地区で地区優勝はしたものの、勝ち星では東地区のイーグルスの方が11勝6敗と上回っています。


 なぜこんなことになるのかというと、各地区には4チームしかないため、プロ野球でいう「交流戦」のようなことを、年間を通して他地区のチームとやっているからです。

 言ってみれば地区優勝というのは4チームのうちの勝率1位に過ぎず、南地区は他地区と比べると弱い4チームが争っていたわけです。


 理不尽な印象を受けるかも知れませんが、そういうシステムだから仕方ありません。


 さてバッカニアーズのクォーターバック、ベイカー・メイフィールドですが、2018年にドラフト全体1位でブラウンズに入団し、いきなり3年間活躍しました。

 しかし4年目の2021年には怪我の影響もあって成績を落とし、翌2022年にはチームがほかのチームからエース・クォーターバックをトレードで獲得する衝撃的な動きを見せ、怒ったメイフィールドはトレードを要求。パンサーズに移籍します。


 おそらく入団初年度から活躍したために、メイフィールドには驕りがあったのでしょう。普通ならこんなことにはなりません。


 しかしパンサーズでも怪我に見舞われた後、出場機会を失い、メイフィールドはチームに退団を申し出ました。

 それを拾ったのが、当時エース・クォーターバックのスタッフォードが怪我で出場できなくなったラムズでした。なんか、ラムズとの因縁ばかりが多い感じですね。


 メイフィールドは試合会場へ向かう飛行機の中で戦術資料を覚え、チームを勝利に導きました。私はこの試合を観てメイフィールドを知り、注目するようになりました。

 しかしあくまでもラムズのエース・クォーターバックはスタッフォードであるため、今シーズン、メイフィールドはレジェンド・クォーターバックのトム・ブレイディが引退したバッカニアーズと1年契約しました。


 バッカニアーズはいずれドラフトで指名したクォーターバックにチームを任せるつもりで、メイフィールドはそれまでの繋ぎとして考えていたのだと思います。

 ところがメイフィールドは意外にチーム事情にフィットし、苦労して人間的にも丸くなったのでしょう、チームメイトから信頼も寄せられるようになりました。


 というわけで、「イーグルス VS バッカニアーズ」は、バッカニアーズに勝って欲しいです。


 リーグ優勝決定戦はAFCが「チーフス VS レイブンズ」、NFCが「バッカニアーズ VS ライオンズ」となると予想し、「チーフス VS ライオンズ」がスーパーボウルのカードになると予想します。で、どちらが勝つかというと、やはりマホームズ率いるチーフスになるのではないでしょうか。ライオンズを応援したい気もあるんですがね。



⚫三刀流?の大谷さん


 これ、NFLの日本版サイトでもニュースになったんですが、ドジャースへの入団が決まった翌日でしたか、大谷翔平さんはラムズのホームスタジアムに招待され、背番号17のラムズのユニフォームをプレゼントされて着ていました。


 試合前にはラムズのクォーターバックのスタッフォードから、パスの投げ方を教わっていたそうです。このため公式ニュースサイトでは「大谷が投手と打者とクォーターバックの三刀流になる日は近い」などと盛り上がっていました。


 また、スタッフォードは「大谷が予想以上にデカくて驚いた」そうです。



⚫本日の猫


 通路で子猫のアミコと暮らすハナは、寒くなってからは外へ出ようとしなくなりました。前の冬はノラ生活をしていたので、外の寒さを知っているからでしょうね。


 替わりに家の中へ入ろうとすることがあるので、注意が必要です。チロルと一緒にしたら、絶対にチロルが負けます。


 アミコの方がすばしっこいので、何回か家の中に入られてしまっています。すぐに通路に連れ出すのですが、チロルは「誰、そいつ?」という目で見ていました。


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