62『かがみの孤城』とか、そして本日の大谷さん
⚫今週の相棒『シーズン22』
杉下右京の推理は相変わらずの切れ味でしたが、最後の少年の心理を見抜いたのはどうだったのかな? 少年が言ってたのが本心だったのかそうでなかったのかは、何ともいえない感じがしました。
それはいいとしても、少年が将棋の「奨励会」に入会していたラストは、時間経過の描き方が変な感じを受けました。あまりにも唐突すぎて、右京たちの時間の進み方と少年の時間の進み方が合っていないような気がしましたね。
まあ、少年が夢をかなえた感動のラストシーンと受け止めた人が多かったようですが。だからアレをまた貼っておきますね。
『※個人の感想です。』
⚫今週の『浅見光彦ミステリー』
2月9日に放送されたBSフジの『浅見光彦ミステリー』の再放送は、『熊野古道殺人事件』だったんですが、光彦が一人の証言を忘れたか無視したせいで、真相が違っている可能性があると思いました。
その証言とは、「事件の前日に、教授が水筒を持っていたのを見た」というゼミのメンバー?の証言です。
殺された人は、その水筒に入っていた水を飲んで死亡したのです。その中からは毒草の成分が検出されていました。
そのとき教授が水筒に毒草の成分を入れたとしたら、教授が犯人だった可能性があるわけで。
さらに言えば、4年前に病死した教授の妻も、教授が殺していた可能性があるわけで。
もっと言うと、教授とその後妻が不倫した結果、共謀して教授の妻を殺した可能性もあるわけで。
そうなると、最後に自害した教授の後妻は、教授をかばって自分一人の犯行に見せかけたことになり、首謀者たる教授は罪に問われないことになるわけで。
これ、原作小説ではどうなっているんでしょうね。
あと気になるのは、毎度のように犯人と犯人を脅迫する人が落ち合う場所が『崖』とか危険な場所であること。そこでもみ合ったら、はずみで崖下に落ちたのか、突き落とされたのかなんて、目撃者がいない限り誰にもわからないですよね。
そうです、細かいところが気になるのが僕の悪い癖。
⚫アニメ映画『かがみの孤城』
「全ての謎の先には、感動の軌跡が」とか謳っているので、ミステリー要素とかあるのかなと思って、観てしまいました。以下、ネタバレになります。
まず20分くらい観た時点で、「これ、もう少し
途中で「俺たちはパラレルワールドにいるんだ」という説が出てきたときに、「なるほど」と思ったら『オオカミさま』が瞬殺で否定。
じゃあどういうことなんだろうと思っていたら、正解はたいして変わらないじゃない(笑)。あれも一種のパラレルワールドと言えないこともないような。
私がグリム童話を知らないせいもあったんですが、主人公の『こころ』が都合良く友達の家に飾られていた「狼と七匹の子山羊」の絵で、城の中の「願いの部屋」の鍵のありかに気づくというのも、何だかなあ。
一人が掟を破った連帯責任で、主人公以外の6人が狼に食べられたのに、「鍵」のある部屋に入ったらみんなの記憶の断片が主人公の頭の中に入ってきて、その断片の中で一瞬出てきたカレンダーで真相に気づくという流れも、謎解きとしてはあまり親切な構成じゃないなあ。
「願いの部屋」に入って、主人公が「アキちゃんを助けて。ルール違反はなかったことにして」と願って、めでたくみんなが復活。う~ん。
生き返ったメンバーが主人公から真実を知らされ、『リオン』がおそらく早い段階で気づいていた『オオカミさま』の正体を、主人公に明かす。これも何だか唐突だなあ。
で、確実にこの人がキーパーソンだと思われた『喜多島先生』が、実は全然そうじゃなかった。それなのに、最後に実は彼女が『アキ』の成長した姿だったなんて。これは驚かされましたね。
でも、結局あの「かがみの孤城」を作ったのが誰なのかは謎のままですか? 死んだ『リオン』の姉は「神様」にお願いするって暗示してましたけど。
その彼女も、記憶をなくして元の世界へ帰ってしまうみんなの中で「俺、みんなのことを覚えていたい」という弟『リオン』の願いだけは叶えてあげる。これも「神様」にお願いしたのでしょうか? 彼女はいったいどういう存在だったんですかね?
一応録画しておいたので、それを見返しながら書いてきましたが、謎を多くして映画のリピーターを増やすという戦略だったのかも知れませんね。一度観ただけではわからず、観るたびに発見がある、というような感じだったので。
どうもこの手の重すぎるテーマのファンタジーって、私には向いていないようです。ミステリー仕立てだと思ったのが、そもそもの間違いだったのかも知れません。
なので、また貼っておきますね。
『※個人の感想です。』
⚫本日の大谷翔平さん
大谷翔平さんから直接電話があった夢を見ました(笑)。私が大谷さんの妻にふさわしいのではないかと書いた稲村亜美さんのことを「どんな人なんですか?」と聞かれました。
どんな人と聞かれても直接会ったことはないので、
「よくプロ野球の始球式に招かれて、100キロ以上のストレートを投げたり、『神スイング』と言われるほど豪快なバットスイングをしたり、プロ野球ニュースのキャスターもやってます。アスリートでもあり、5人制手打ち野球の『ベースボール5』の日本代表になったこともあります。デビューがグラビアアイドルだったので、写真集も1冊出してますよ」
と説明すると、
「じゃあ、それを見てみます」
という返事でした(笑)。
冗談はさておき、もう自主トレでティーバッティングをやっているようで、回復も順調のようですし、これからいよいよキャンプに入るみたいですので、フリーバッティングが楽しみですね。
ところで、将棋の藤井聡太八冠の話し方と大谷さんの話し方って、共通点が見られますよね。「とても光栄なことかなと思っています」というような言い回しです。
これ、大谷さんが流行らせたんじゃないかと思っているんですが、それとも最近の風潮なんですかね?
⚫本日の猫
発情期中のチロルは、いつもの発情期とは違う様相を見せています。
「あれ? 治まったかな?」
と思うくらい長いこと眠っていると思ったら、やっぱりまだ治まってなかったり。
いつもなら何回もリピートする嫌がらせも、3回くらいでやめてまた眠ったり。おかげでドラマを観れてたりもするんですけど。
そういえば発情期特有の鳴き声を、今回はまだ一度も発していないような気がします。やっていることは完全に発情期の行動なんですが。
自分でも「何だかおかしい。やっぱりまだ『時期』ではなかったかな?」とでも思っているのでしょうか。このまま症状がフェイドアウトしてくれたら良いのですが。
P.S.
今、日本語入力システム「ATOK」のことでトラブってまして、仕方なく今回は Microsoft IME を使いました。ちょっと ATOK ユーザーがどんどん離れていきそうな問題を含むことでして、詳細は後日説明します。
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