27 お詫びと訂正
推理士・明石正孝シリーズの第7弾となる『明石正孝、最悪の事件』ですが、昨日ようやく公開に漕ぎ着けました。
ですが、いろいろとやらかしてしまいました。
だんだん書いてるのが辛くなってきたので、充分な添削をせずに公開してしまったのです。
何が辛いって、前回も書きましたが、まず内容が暗いし重い。そして近況ノートにも書きましたが、それを描写しきる力量が自分にないことがわかったからです。
思えば、そういうことからずっと逃げてきていたのでしょう。ミステリーなのに、犯人・容疑者をまったく描いてきていない。それって楽をしていただけじゃないか。
つまり人物描写をちゃんとしてきていないわけです。主人公の明石でさえ、どういう風貌なのか今まで一言も書いていません。全部読者様にお任せだったんです。
それで、書いてる最中に嫌になってきたんですが、いまさらボツにするのもなあ、と思い、公開しました。描き始めの頃のつたない小説も、そのまま残してるしなあ。恥はさらしておいてますから。
1万字を超えると思っていたのですが、最終的に1万字以内に収まってしまったので、ダメ元で「カクヨムweb小説短編賞」にエントリーしてしまいました。これが大きな間違いの始まりでした。
公開してから読み返してみたら、誤字脱字どころではない要修正箇所がたくさん出てきたのです。
第1話でサークル活動室に入ってきたのは「明石」なのに、「春日」と書いてしまっていました。
第2話で出てきた被害者の小谷翔太。お気づきの方もいらっしゃると思いますが、メジャーリーガーの「大谷翔平さん」をちょっと変えただけです。山形君の名前の「一郎」も、「イチローさん」からいただきました。こういうことも、間違いの元でした。
第3話の田中管理官の発言で、「翔太君」と言うところを「一郎君」と書いてしまっていたのです。これはご指摘を受けるまで気づかず、本日修正しました。
あ、ちなみに第3話の明石の発言で「ギタリストの
あと、バンドの『スティーラー』というのは、『スティーラーズ』にしたかったんですが、全米アメフトプロリーグのチーム名と同じになってしまうので、やめました。
第4話でバンドメンバーとして「井上」「
事件の「動機」を書き忘れたことに気がついて、第4話の最後の方を「売れたかった」と書き換えました。
まだ何かあったような気がしますが、とにかく訂正・修正を加えたら1万字を超えそうでした。それであちこち削ったりして調整した結果、なんと9996字に!
危なかった・・・。
それ以外にも、読み返したら反省点がいっぱいありますね。
・明石が覆面ギタリストの正体になぜ気づいたのかを説明していない。
・「小谷が死んだらしい」と連絡してきた友人が、いつどこからその情報を得たのかを明確にしていない。
・犯人の犯行を、バンドメンバーがなぜ知っていて黙っていたのかが描かれていない。
・なぜ小谷が転落したのか、明石が気づいた理由が明確にされていない。
・お約束の三上の推理が明石に瞬殺されるエピソードが入っていない。
・第4話で明石の性格が急変しすぎているのではないか? ただ、ドラマ「相棒」の杉下右京でも、普段は穏やかな性格なのに激高することがありますから、これは「あり」かな?
・各話のタイトルを、よく考えないで適当に付けすぎた。
まだありそうな気がしますが、このへんにしておきます・・・。こんな作品を読んで評価してくださった皆様には、もう感謝しかございません。
⚫本日の猫
前にも書きましたが、『猫の集会所』の水飲み競争、今日はチャチャが飲んでいるところに、サバトラの子猫と黒ブチの子猫が潜り込んで、三つ巴になって飲んでいました。
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