風のように雨のように猫のように

８７ ほぼ猫の話

⚫本日の猫

　本日はほぼ猫の話が中心になりますので、最初にお話しします。

　まず、通路で暮らしているハナとアミコですが、昨日大きな出来事がありました。

　たぶんですが、ハナは何度か外へ出ていったときに、野良猫ハチの子を身籠もっています。

　最初は食べ過ぎで太ったのかと思ったんですが、日に日にお腹が大きくなっているので、そうではないようです。

　ハナは今でこそ私に甘えますが、元々は前のエッセイに書いたとおり、とてもホラーな猫です。（※エッセイ『風のように雨のように』第１２８回と１５４回に書いてますが、スプラッタ系ホラーが苦手な方は絶対に読まないでください）

　それで、ハナが出産する前にアミコを別の部屋に移すことにしました。候補は２つ、「なめこ」の部屋と「ミミ」の部屋です。

　「なめこ」とは体格差が違いすぎるので、「ミミ」の部屋に移すことにしました。

　問題は、この２匹が喧嘩せずにうまくやっていけるのかということです。私はアミコをキャリーケースに入れて、ミミの部屋に運びました。

　キャリーケースの中からアミコを出してやると、すぐにミミが近寄ってきて臭いを嗅いでいます。アミコはうっとうしそうにして離れますが、とりあえず喧嘩にはなりません。

　その後もミミはアミコにつきまとうので、心配した私はしばらく見守りました。

　考えてみたらミミは６年半ほど前、生後２か月くらいのときに私に引き取られたんですが、それまではおそらく母猫と一緒に暮らしていたんでしょう。ほかの猫と一緒に暮らすのはそれ以来になります。

　果たして２匹は仲良く暮らせるんでしょうか？

　アミコは四方八方を歩き回り、どこに何があるかを何度も確認しています。ミミもずっとつきまとっていますが、私は２時間ほど見守り、大丈夫そうだと判断して自分の部屋に戻りました。

　その後も喧嘩するような音は聞こえず、後で見に行ったら、アミコがミミ用のボード型電気あんかを横取りしてました。

　あらかじめアミコ用の電気あんかを用意しようとホームセンターへ行ってみたんですが、時期外れでもう売っていませんでした。ミミには悪いことをしましたが、アミコの近くで寝ていましたし、寒ければストーブの前で寝るでしょうから、アミコに譲ってやったのかも知れません。

　この２匹、けっこう仲良く暮らせるかも知れませんね。

　一方母猫のハナですが、昨夜１１時頃、私が外のホームタンクから灯油をポリタンクに落として通路に入った際に、またスルリと外へ出られてしまいました。最近逃げられていなかったので、油断してました。

　天気予報ではこの後雨になる予報で、案の定、間もなく雨が降ってきました。

　私はそれから何度もハナが帰ってきていないか、出入口まで見に行くはめになりました。そうしてハナが帰ってきたのは、午前３時になるちょっと前でした。

　午前４時４５分から大谷さんの試合の生中継があったので、ほとんど寝られませんでした・・・。

⚫大谷さん問題と公式戦再開

　で、今朝のドジャース戦ですが、とりあえず大谷さんはヒット２本打てて良かった。欲を言えばホームランが欲しかったところですが、それは明日に期待しましょう。

　水原氏の問題に関しては、世界中の名探偵？が「ああやったのではないか、こうやったのではないか」という相当数の方法を推理して披露していますし、弁護士ももう既に手を打ってあると思いますので、次第に沈静化していくと思います。

　あとは大谷さんが活躍すれば良いのです。

⚫『相棒』正月スペシャル再放送

　途中で放送打ち切りになっていた『相棒』正月スペシャルの再放送が、ようやく３月２７日にありましたね。放送されなかった最後の数分間は、犯人役の美村里江さん（以前は「ミムラ」と名乗っていましたね）の演技力に圧倒されました。

　「供述に追加したいことがあります。すべてお話しします」と言った彼女は、とても反省しているようには見えませんでした。

　おそらく「ダークナイト事件」のことを供述追加して、公開法廷でも不規則発言で「ダークナイト事件」とか言い出して、退廷を命じられるでしょう。マスコミはスキャンダル扱いして、こぞって取り上げるでしょうね。

　本当に怖ろしい犯人でした。