88 猫の話の続きと、『ガリレオ』と大谷さんなど


⚫本日の猫


 ミミとアミコはまだ様子を見ていますが、少なくとも喧嘩するようなことにはなっていません。ボード型電気あんかはアミコが奪っているようですが、一度だけ一緒にボードに座っているのを見ました。ミミが優しい猫でホッとしています。


 ただ、心配もあります。カリカリフードを3種類置いているのですが、どれもあまり減っていません。ハナと一緒にいた頃のアミコは、けっこう食べていたはずなんですが。


 私を見れば鳴いて近寄ってきますが、あれは「ハナのところへ帰して欲しい」ということなのでしょうか?


 ハナはハナで、まだ外へ出たがりますが、子を産むところをまだ探したいのでしょうか? それはそれで、いつ帰ってくるかわからないハナを外へ出すとなると、私が何度も帰ってきていないか見に行かなければならないことになり、身が持ちません。


 かわいそうですが、ここで産んで育ててもらって、子猫が欲しい家があれば譲りたいと思います。それまでにホラーなことがなければいいのですが・・・。



⚫嬉しいけど嬉しくない


 3月29日、スカパー!でドラマ『匿名探偵』を観ていたんですが、それに見覚えのある女優さんが出てきました。

(※最近は「看護士」みたいに男女を問わず「俳優」と呼ぶことが多いようですが、男の俳優を「男優」ともいいますから、「女優」というのは単に「区別」であって、「差別」的な要素はないと思うんですけどね)


 この人は確か浅見光彦ミステリーの『後鳥羽ごとば伝説殺人事件(平岡祐太さん版)』に出てきた野上刑事の娘さんか、もしくは『姫島殺人事件(沢村一樹さん版)』に出てきた駐在所の警官の妻なんじゃないかな、と思いました。


 浅見光彦ミステリーは、もう何十回と観てきたので、記憶に残っているんですよ。どちらも笑顔が素敵な人だったんですが、『匿名探偵』では全く笑顔のない不幸な女性を演じていました。それでどっちだったか調べてみたんですが・・・。


 なんと、どっちも正解だったんです。同一人物だったのか。


 森脇英理子さんという方でした。当たったのは嬉しかったんですが、今まで同一人物だと気がつかなかったのは、何だか悔しい・・・。やっぱり私は相貌失認そうぼうしつにん(第66回参照)なんだなあ。



⚫『沈黙のパレード』を観て


 確かもう三度目だったと思いますが、ガリレオシリーズの映画『沈黙のパレード』を昨夜観ました。

 まさにパズルのような、緻密な構成のミステリーでした。ただ、あの終わり方で良かったのだろうかと、また考えさせられました。


 以下、ネタバレになります。



 現場となった公園から持ち帰った被害者の髪留めを、警察に届けていなかったことの言い訳ができないですから、あの人が傷害罪で起訴されるのは、やはり仕方ないんでしょうね。


 犯人も「おとり」を雇っていたことがバレてしまっては、殺意がなかったとはいえません。


 しかし、本当にあれで良かったんでしょうか?


 湯川学は『容疑者Xの献身』事件に触れて、「あの時と同じようなことを繰り返したくはない」と言っていました。

 それならば、犯人の最初の自白どおりの結果で良かったのではないでしょうか? そうすれば犯人は殺人罪ではなくて傷害致死罪になり、最悪でも「未必の故意」による殺人ということで、量刑が変わっていたでしょう。犯人の妻の心の負担も変わってきます。


 湯川がまた同じこと、すなわち「真実の追究」をしてしまったことが、どうしても「繰り返したくない」という発言と矛盾しているように感じてしまいます。

 そこがまた湯川らしいところでもあるんですが。



⚫ドジャースと大谷さん


 さっきまでドジャース戦の生中継を見てました。ベッツとフリーマン、すげえなあ。それなのに間に挟まれた大谷さんは、大スランプです。


 今日もチャンスでことごとく三振。かろうじて延長戦にもつれ込みましたが、二死満塁のチャンスで三振して試合終了。昨年のホームラン王が、今年はまだ1本も打てていません。大ピンチです。このままではドジャース・ファンからもブーイングが飛ぶことになりそうです。


 頼むから明日はホームランをお願いします・・・。


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