55 夢また夢、そしてスーパーボウルへの道(修正版)


⚫夢また夢


 眠りが浅いので、見る夢をよく覚えています。よく見る夢は、アメフト漫画『アイシールド21』の主人公、ランニングバックの小早川瀬那せなになった夢、バスケットボール漫画の『黒子のバスケ』の主人公、黒子くろこテツヤになった夢などです。

 アメフトなんかやったことないし、バスケットは高校の授業でやったときに、通算でも1ゴールしか挙げたことがないくらい下手へたなんですけどね。


 最近見た夢で面白かったのは、ロック・バンド『キング・クリムゾン』のメンバーになっていた夢と、全米アメフトプロリーグのファルコンズのクォーターバック、テイラー・ハイニッキになって、新ヘッドコーチ(=監督)になる予定のベリチック前ペイトリオッツ・ヘッドコーチに「君を第2のトム・ブレイディにする」と言われた夢ですね。


 トム・ブレイディは「アメリカ史上最も偉大なアスリート」と評されるクォーターバックで、ドラフト6巡目・全体の199番目で指名されながら、プロ2年目にベリチック・ヘッドコーチからバックアップ(控え)クォーターバックに指名されたことをきっかけに、伝説への道を歩み始めました。

 シーズン第2週にエース・クォーターバックが負傷したことにより出場機会を得ると、その後快進撃を続け、スーパーボウルを7回制覇するスーパーアスリートにまで上り詰めた後、45歳になる2022~2023年シーズンを最後に引退するまでプレイしていました。


 ベリチック・ヘッドコーチのもとで、ハイニッキが本当にそういう存在になってくれたらいいなあ。



⚫スーパーボウルへの道(修正版)


 日本時間の1月21日及び22日に行われたNFL(全米アメフトプロリーグ)のプレーオフ・ゲームの結果に基づき、「スーパーボウルまでの試合結果の予想」を修正します。


AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)

・テキサンズ VS レイブンズ 勝利予想:テキサンズ≠ハズレ

・チーフス VS ビルズ   勝利予想:チーフス=的中


NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)

・パッカーズ VS フォーティーナイナーズ 勝利予想:パッカーズ≠ハズレ

・バッカニアーズ VS ライオンズ  勝利予想:ライオンズ=的中


 ジャイアントキリングが起こると予想した「テキサンズ VS レイブンズ」と「パッカーズ VS フォーティーナイナーズ」は、どちらもハズレましたね。やっぱり両リーグの第1シードは強かった。3週間試合をしていない影響などありませんでした。


 「テキサンズ VS レイブンズ」は、前半こそ10対10の同点でしたが、テキサンズの挙げた10点のうち7点は守備陣がパントリターン(相手チームが蹴ったボールをキャッチして、そのままタックルを受けずに走ってタッチダウン)で挙げた得点で、攻撃陣は結局1試合を通じて3点しか取れず、10対34で敗れました。ルーキー・クォーターバックのC・Jストラウドにとっては、苦い経験でしたね。

 勝ったレイブンズのクォーターバックのラマー・ジャクソンは、後半に入ると自らのランで2タッチダウンを奪うなど、結局ジャクソン1人に合計100ヤードも走られているんですよね。ランニングバック以上に走る、怖ろしいプレイヤーです。


 「チーフス VS ビルズ」は、互いに点を取り合う大接戦でした。ビルズのクォーターバックのジョシュ・アレンは、自ら72ヤードも走り2タッチダウンを挙げましたが、結局両チームとも3タッチダウンを挙げたものの、フィールドゴールがチーフスが2本に対してビルズが1本と、この1本の差でチーフスが27対24で勝ちました。

 ビルズは試合終盤のフィールドゴールを外して、同点に追いつくことができなかったことが致命的でした。

 やはりチーフスのクォーターバックのパトリック・マホームズの試合巧者ぶりが目立ちましたが、チーフス特有の「ハイパーオフェンス」とまで讃えられる圧倒的な攻撃が、まだなりを潜めている感じなのが気がかりですね。


 「パッカーズ VS フォーティーナイナーズ」は、前述のとおりNFC第1シードのフォーティーナイナーズが21対24で勝ちましたが、大接戦でした。残り時間1分7秒でフォーティーナイナーズのランニングバックのクリスチャン・マキャフリーが、この日2回目のタッチダウンを決めて逆転し、勝利しました。

 パッカーズのクォーターバックのジョーダン・ラブも頑張ったんですが、インターセプト(味方へのパスを相手チームのプレイヤーにキャッチされて攻守交代になること)を2回喰らったのが痛かったですね。

 一方のフォーティーナイナーズのクォーターバックの「ミスター・イレレバント(ドラフトで全体の最下位で指名されること)」ブロック・パーディは、怖ろしく落ち着いて正確なパスを投げていました。


 「バッカニアーズ VS ライオンズ」は、接戦の末に23対31でライオンズがバッカニアーズを下しました。どちらも好きなチームなだけに、両チームとも攻撃の際に応援してしまうという状態でした。

 試合はまずライオンズが点を取って、バッカニアーズが追いつくということの繰り返しだったので、このままオーバータイム(延長戦)に入って決着して欲しいと思いました。アメフト(NFL)のオーバータイムのルールでは、プレーオフでは15分以内に両チームとも攻撃で点差がつくまで試合続行することになっているようです。(※このルールは2022年に変わっているようなので、ちょっと自信がないのですが)

 第3クォーターまで17対17のがっぷり四つの展開だったのが、第4クォーターにライオンズが立て続けにタッチダウンを挙げて17対31の14点差に。


 そこから今度はバッカニアーズがタッチダウンを挙げましたが、タッチダウン後のツーポイント・コンバージョン(ボーナス得点を2点にする方法)に失敗して6得点に終わり、8点差になりました。

 その後に守備陣が奮起し、相手に追加点を与えず残り1分59秒に攻撃権を取り戻します。オーバータイムにするためには、タッチダウンとツーポイント・コンバージョン成功が必須条件でした。

 しかし試合時間残り1分33秒、バッカニアーズのクォーターバックのベイカー・メイフィールドが放ったパスは相手プレイヤーにインターセプトされ、万事休す。ライオンズのビクトリー・フォーメイション(勝利の儀式的な時間を潰すプレイ)となりました。


 確かにライオンズに、というよりもクォーターバックのジャレッド・ゴフにスーパーボウルを制覇して欲しかったので、この勝利は嬉しくはあったのですが、ベイカー・メイフィールドの戦いっぷりも素晴らしかっただけに、せめて3回戦のリーグ・チャンピオン決定戦で戦わせてあげたかったです。


 これで来週のリーグ・チャンピオン決定戦は、AFCが「チーフス VS レイブンズ」、NFCが「ライオンズ VS フォーティーナイナーズ」に決まりました。


 そこからチーフスとライオンズが勝ち上がり、2月16日のスーパーボウルで戦い、最終的にライオンズが勝利すると予想します。チーフスも好きなチームなんですが、チーフスは昨年スーパーボウルを制覇しているから、もういいでしょう。



⚫本日の猫


 チロルが発情期になってから6日目、まだ治まっていません。


 加えて本日、買物帰りに油断して、通路で暮らすハナに外へ出られてしまいました。あれから2時間が経過しましたが、ハナはまだ帰ってきません。


 もう、踏んだり蹴ったりです。


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