94『すずめの戸締まり』追記と、本日の大谷さんと今永さん
⚫アニメ映画『すずめの戸締まり』についての追記
前々回、『すずめの戸締まり』の放送を観ての感想を書いたんですが、もしかしてあんな風に感じたのは私だけなのかなと思い、ちょっとこの映画のレビューを見てみました。
やっぱりというか、5点満点の評価で5点とか4点が多い中で、1点とか2点も一定の割合でいるという状態でしたね。低評価の理由は、やはりというか、震災を題材にしたファンタジーへの抵抗感が多かったです。
私のいる地方では大きな被害はなかったのですが、3.11東日本大震災のときは停電にもなりましたし、ガソリンが入手できないのに通勤しなければならない不便さに悩まされもしました(残業続きで他の交通機関が利用できなかったため)。
ですからこの作品、宮城県や福島県の方々にはトラウマでしかなかったんじゃないでしょうか。
ところが、びっくりするような書き込みもあったんです。「震災の記録をこういう形でも留めておくのは大事なことだ」というような意見があったんですよ。凄い違和感を感じましたね。これ、ファンタジーですよ?「閉じ師」なんて、現実にはいないんですよ?
それと、「ダイジン」が普通に猫だと思っている人がけっこういたんですよね。確か草太はダイジンが「神のようなもの」と言っていたと思うんですけど。だから要石になっていた猫を、また要石にしてしまったことに憤りを感じている人もいました。
猫なのか神なのかは別にして、それが本来の仕事だからといって、再び要石にして地震を封印するための犠牲にしてしまうことに抵抗を感じるという意見もありました。誰かが犠牲になって、めでたしめでたしじゃないだろう、ということですね。
だから評価は両極端に分かれる映画でしたね。
⚫本日の大谷さんと今永さん
午前3時過ぎに始まった試合は、雨で2時間51分も中断しながら中止にはならないんですね。日本だったら30分で中止になってますよね。
カブスの今永投手、4回無失点に抑える好投ながら、雨による中断で降板せざるを得ませんでした。3時間近く投げずに肩を維持するのは無理ですからね、お気の毒でした。
それにしても今永投手のストレートは凄かった。150キロちょっとの球なんですが、大谷さんのバットは明らかにボールの下を振ってましたから。
これはきっとライズボール(打者の手元で浮き上がるように見えるボール)なんでしょう。大谷さんが抑えられるのも無理はありません。
その大谷さんですが、今永さん降板後は3塁打を含む2安打1打点とまずますの成績で、打率も3割2分に上がってきました。試合は8対1で敗れてしまいましたが、好調を維持しているといって良いでしょう。
⚫前回のバスのクイズについて
コメント欄で「あのクイズを解くのは難しい」と反響がありました。ちょっと安心しました。でもミステリー作家の端くれとしては、あれを解けるようになりたいですね。
今考えているプロットも、ああいう風にもうひとひねりする必要があるんですが、これがなかなか難しいんです。
⚫本日の猫
家猫チロルは、明らかにいたずらをして私から逃げることを遊びにしているようだったので、かわいそうですが、ちょっと長くキャリーケースに入れて反省してもらいました。
それでも出してやると、すぐにまた悪さをするんですけどね・・・。
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