風のように雨のように猫のように

１３７ 大谷さ～ん！

●大谷さん、快挙おめでとう！

　今日はですね、朝５時からドジャースの試合の中継、９時からＮＦＬ（全米アメフトプロリーグ）の「ペイトリオッツＶＳジェッツ」の中継、正午からＢＳフジで榎木孝明さん版浅見光彦シリーズ「平家伝説殺人事件」の再放送と、予定が立て込んでいるのに、午前３時頃からとんでもない雷雨でした。

　特に雷が凄くて、ハチコたち（← 猫ね）怖がってるだろうなあ、と思っていました。線状降水帯が発生していたようですが、幸い５時前には雷も止み、雨も小降りに。

　あっ、書いていませんでしたけど、金曜日正午から毎週放送していたＢＳフジの浅見光彦シリーズ、最終話放送終了後の翌週には、違う２時間ミステリーを放送していましたので、もう再放送してくれないのかなと思いましたが、その翌週からまた最初の「伊香保殺人事件」に戻って再放送が始まってくれました。

　今度こそは全話放送してくれよ、と願うばかりですが、たぶん今サイクルも無理なんだろうなあ。それというのも、どうやら民放各局で再放送するかしないかの基準が違っているようなんですよね。

　そのへんのことも含めて、今回は別の題材を取り上げるつもりだったんですけど、大谷さんがどえらい記録を打ち立ててしまったので、それを取り上げないわけには行かないですよね。

　１試合６打数６安打で、３打席連続ホームランで、１０打点で、２盗塁。「５０－５０（ﾌｨﾌﾃｨﾌｨﾌﾃｨ）」を超えて「５１－５１（ﾌｨﾌﾃｨﾜﾝﾌｨﾌﾃｨﾜﾝ）」。

　なんですかこれ？　もう人間業じゃないですよ。こんなの見たことない。

　だって昨日までは別人みたいだったんですよ。ときどきホームランは打っていたけど、ノーヒットの試合も多いし、三振も多い。「なんであの球を見逃すかなあ」「なんであのくそボールを空振りするかなあ」ということの連続でした。

　だから今日が別人みたいというよりも、「黒子のバスケ」に出てくる洛山（らくざん）高校の黛（まゆずみ）の言葉を借りれば「つーか誰だお前？」っていうくらい違ってて。たった１日で、人ってこんなに変われるものなんですかね？

　夢を見てるんじゃないかと思いましたよ。この間はなぜかベースギターを買った夢を見ました。弾いたこともないのに。キング・クリムゾンのロバート・フリップ御大（おんたい）と一緒にステージでギターを弾いている夢も見たことあります。ギター弾けないのに。

　いくら何でも打ち過ぎだろ。これは夢だ。願望の表れに違いない。

　・・・夢じゃないんですね？　これしか言葉が出ないんですけど、凄すぎますよ。凄いとしか言い様がないほど凄い。そして前人未到の記録達成、おめでとうございます。

　でも、今投手陣が崩壊しているので、大谷さん、すみませんが明日以降もこの調子でよろしくお願いします。

　いや、本当は休ませてあげたいんですけどね。今日敵地の球場に訪れた観客は、明らかに大谷さんを見に来てましたからね。それがわかっているから、マーリンズの監督も全打席勝負させたわけで。

　ところで今日の２つめの盗塁だったかな、前回のエッセイで書いた「盗塁阻止の方法」の実践じゃないかと思われたんですが、盗塁と認められたようですね。

　大谷さんが１塁から２塁に走ったときに、キャッチャーが２塁へ送球しようとしなかったので、盗塁と認められないんじゃないかと思ったんですが、あのときは３塁にランナーがいたので、２塁に送球する間にホームインされる恐れがあったから投げられなかった、と公式記録員が解釈したんでしょうね。

●データ作成状況

　失われてしまったパソコンのデータ作成状況ですが、ようやく６分の１くらいできたかなあ、と言った状況です。これがないと後々困ることになるので、やらないわけにもいきません。

　テレビもほぼ音だけ聞きながら、頑張って続けています。

●本日の猫

　猫の集会所の黒ブチの「ブチコ」は、去年「元気」と一緒に生まれたメス猫ですが、家猫のチロルと同じで、ご飯皿からキャットフードを床に落として食べてしまいます。

　猫の足についたトイレの猫砂と一緒になってしまうので、残念ですが皿から出してしまったキャットフードは、お掃除して捨てなければなりません。もったいないですが。

　チロルと違うのは、皿ごと引っ張る癖があることです。大きめの皿なのに、独り占めしようとするのか、皿ごと引き寄せてしまうのです。

　本当によくわからない癖が多い猫たちです。