135 お祭りだ!(たぶん)カクヨム界唯一のNFL開幕戦速報!


●引き続き残念なことたち


①9月6日、久しぶりに宝くじのナンバーズ3を5口買いました。当選番号はなんと「666」でした。私が買った5口の中に「766」がありました・・・惜しい。


②ちょっと前にテレビ番組で「O・J・シンプソン事件」を扱っていたのですが、O・J・シンプソンって元アメフトプレイヤーだったんですね! なぜかバスケットボールプレイヤーだと思っていました。


③カラオケをたぶん20年くらいやっていないので、今歌えるのかどうかわからないのですが、最近テレビで曲が流れたときに頭の中でなぞるんですけど、どうもリズム音痴になってしまっているようです。


④電子レンジを使うとき、ブレーカーが落ちないように、ふだん28度にしているエアコンの設定温度を、いったん30度にしました。その後「何だか妙に暑いな」と思ったら、エアコンの設定温度を元に戻すのを忘れてました(これはしょっちゅうやってます)。


⑤いつも買っているキャットフードが、ドラッグスーパーに行ったら売り切れていたので、ホームセンターに行ったらそこにもありませんでした。隣の市のホームセンターに行ったら、そこは確か春に猫関連コーナーを移動して模様替えしていたんですが、その際にそのキャットフードを扱わなくなってしまったようです。結局時間とガソリンの無駄になってしまいました。



●NFL開幕戦速報!


 昨日は私にとって、年に2回のお祭り日のうちの1日でした! NFL(全米アメフトプロリーグ)の2024年~2025年シーズンの開幕日だったんです!

 なお、もう1日のお祭り日はもちろん2025年2月9日、スーパーボウル(決勝戦)が行われる日です!


 ちなみに、実際の私の住む地域のお祭り(豊穣祭)は来週です。今年は当番ではないので、昨年のような役割は特にありません。


 日本時間の9月6日、NFL(全米アメフトプロリーグ)のシーズン開幕戦「レイブンズVSチーフス」が行われました。日本のプロ野球と違って、NFLの開幕戦は1試合だけが行われるんです。


 スーパーボウル3連覇を狙うチーフスと、昨シーズンのオフェンスMVPのクォーターバック、ラマー・ジャクソンを擁するレイブンズが対戦する好カード。そしてこれは昨シーズンのスーパーボウル進出をかけて戦ったAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームの再現でした。

 日本での中継は、CS「日テレジータス」チャンネルの独占放送でした。


 当初は日本時間の午前9時20分に試合開始予定だったのですが、スタジアム周辺が突然の雷雨に見舞われたそうで、20分遅れました。幸先悪いな・・・。


 しかし天候はすぐに回復したようで、無事に試合開始。チーフスの女神、テイラー・スウィフトさんもしっかりVIPルームに来ていました。


 今シーズンからのルール変更で最大の注目点が「キックオフ方法の変更」で、プレシーズンマッチのダイジェスト映像でもチラッとは出ていたんですが、実際にちゃんと見るのは初めてでした。


 昨シーズンまではキックオフのボールを蹴るのは自陣35ヤードからで、キックオフチームは全員35ヤードライン上に整列して、キックと同時に走り出して、トップスピードで相手チームのリターナーやブロッカーにぶつかって止めていました。これが非常に危険で、実際に負傷者が出ていたので、改善が必要ということになり、変更案で今シーズンはやってみようということになったようです。


 それと多くの場合、キックオフのボールを相手のエンドラインの奥まで蹴って、「タッチバック」という状態にすれば、レシーブチームが自陣25ヤードラインから攻撃を開始するということになっているため、多くのチームがこの「タッチバック」を選択していました。

 これだと危険な接触は避けられますが、ただボールを蹴るだけの儀式になっているという意見も出ました。


 そこで今シーズンは、蹴る位置は自陣35ヤードライン上で変わりませんが、キックオフチームはキッカー以外は敵陣40ヤードライン上に並び、リターンチームはそこからほぼ5ヤード離れた場所に9人、その後ろにリターナー2人がスタンバイすることになり、全員動き出すのはリターナーがボールに触ってからに変更になりました。これによりトップスピードでぶつかり合う危険性はほぼなくなりました。


 併せて「タッチバック」にした場合には、今までより5ヤード前の自陣30ヤードラインからの攻撃開始(※)とすることにし、タッチバックにする回数が減る効果も期待できます。

(※ただしエンドライン前に落ちてきたボールをキャッチせず、ボールがエンドラインより奥に転がった場合には、自陣20ヤードからの攻撃となるらしいです)


 文章で説明するのが難しいので、キックオフ時のポジショニングについての図を探して近況ノートに載せました。

   ↓

https://kakuyomu.jp/users/windrain/news/16818093084411191088


 それでは実際に開幕戦ではどうだったのかというと、チーフスのキックオフはすべてエンドゾーンに蹴り込みタッチバック、レイブンズのキックオフはタッチバックが半分ほどでした。チーフスは昨シーズンより5ヤード前から相手の攻撃が始まっても、これまでと大差なしと判断したようです。


 この試合での最大の注目株は、タイタンズからレイブンズに移籍してきた「キング」と呼ばれるランニングバックのデレク・ヘンリーでした。彼とクォーターバックのラマー・ジャクソンで、いったいどれだけ走るのだろうと注目され、それゆえレイブンズがやや有利かという戦前予想もありました。


 前半の攻撃はレイブンズから。その最初の攻撃シリーズで、早速ヘンリーがタッチダウンランを決めました。


 しかしチーフスも次の攻撃シリーズで、新人ワイドレシーバーのワーシーにボールをトスするトリックプレーでタッチダウンを返し、7対7の同点に。(※タッチダウン6点+キックによるボーナスポイント成功による1点追加で7点になります)


 前半のその後は一転して両チームともにタッチダウンを奪えず、チーフスが2本、レイブンズが1本のフィールドゴールを決めて、10対13とチーフスがリード。


 後半に入ると、第3クォーターにチーフスのランニングバックのパチェコがタッチダウンを決めて10対20とリードを広げましたが、第4クォーターにレイブンズのタイトエンドのライクリーがロングパスをキャッチしてそのままエンドゾーンに走り込み、タッチダウン。これで17対20に。


 しかしチーフスはその後再び新人ワイドレシーバーのワーシーにロングパスを決めて、17対27と点差を広げます。対するレイブンズはフィールドゴールで3点を返し、20対27と1タッチダウン差に。


 次の攻撃シリーズでチーフスは得点できず、レイブンズが最後の反撃。残り0秒で再びタイトエンドのライクリーがエンドゾーンへのパスをキャッチ! ここでレイブンズのヘッドコーチは、なんとキックによるボーナスポイントの1点で同点としてオーバータイム(延長戦)を狙うのではなく、2点プレイ(※)で逆転勝利を狙うよう指示!

(※エンドゾーン手前2ヤードから、1プレイでエンドゾーン内にランで走り込むか、エンドゾーン内でパスキャッチすると、ボーナスポイントが2点となります)


 しかし・・・オフィシャルレビューで、ライクリーが空中でパスキャッチして着地したときに、右足の先がラインを踏んでいてラインアウトになっていたことがわかり、タッチダウンが取り消しになって試合終了・・・。


 NFLでは試合終了後、両チームの選手とコーチがフィールド内に入って、互いの健闘をたたえ合って握手することになっており、こういう習慣はメジャーリーグでも採用した方が良いのではないかと思いました。


 ともあれ最後はヒヤリとしましたが、応援しているチーフスが何とか勝ってホッとしました。解説者はレイブンズの敗因を「ヘンリーのランが思うように進まなかった」と評しましたが、私はそうは思いませんでした。


 公式記録ではヘンリーのランがトータルでたった46ヤードでした(対してクォーターバックのジャクソンは122ヤード)ので、確かに少なかったんですが、そもそもヘンリーのランをおとりに使ってパスを狙うことが多くて(これをプレイアクションパスといいます)、にも関わらず、パスターゲットが全員マークされていたので、仕方なくクォーターバックがスクランブルで走るパターンが多かったような気がします。

 だからこれは、戦術面の問題なのではないかと。第2クォーターなんか、ほとんどヘンリーに持たせていませんでしたし。


 一方でチーフスはディフェンスが良かったですし、オフェンスもニューヒーローが出てきたりして、さすがはスーパーボウル2連覇したチームという印象でした。史上初の3連覇も充分あり得ますね。


 NFLのこの後の日程は、9月7日に1試合、9月9日に13試合、9月10日に1試合で、このうち9日の「ラムズVSライオンズ」の因縁の試合(前のエッセイ「風のように雨のように」第169回参照)がまた生中継されるので、楽しみです。


 というわけで、今シーズン私が応援するチームはチーフス、ライオンズ、バッカニアーズ、そしてハイニッキが移籍したチャージャーズに決定しました。



●本日の猫


 ハチコと5匹の子が暮らす部屋の「爪とぎボード(市販)」がまたボロボロになって割れてしまったので、今朝、新しいものに交換しました。


 またみんなで入れ替わり立ち替わり爪を研いでいました。順番待ちというより「次、早く交代して」というかのように、我先われさきに割り込もうとします。

 なんかみんな嬉しそうでした。この分だと今回もまた長持ちしないんでしょうね。

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