第73話 さあ、素材がそろい始めた
気分を変え、小説を書こうとするとき、私は月一で喫茶店とマッサージ屋さんに行く。
知らない人、知らないどうでもいい会話。
その中で小説の色々を考え、メモを取る。
脳で構成を考える。
もちろん、マッサージの施術中はメモは取れない。
でも、喫茶店で思いつくものを書く。
そうこうして、ようやく、新作の設計図、および素材がおおよそ集まりだした。
今回のジャンルは「現代ファンタジー」であり、ややハードボイルド向け。
ただ、正行メインの第三者目線で書くのは、実は初めて。
できるだけ、正行をメインにするけど、下手したら他のキャラに視点が移るかも知れない。
そうしたら、また、改良版書くな……(遠い目)
大学生生活とも離れて幾星霜。
そんな青春の甘酸っぱさも思い出したいけど、そもそも、そんな思い出すらないな(今、気が付いた)。
私の父も、ある意味で設計技師ではあったけど「俺たちの設計は狂いがあると完成できないから」と言った。
私の好きな作家は「あまり考えない。キャラが勝手に動く」と言う。
ある程度の道筋はつけた。
お駄賃も渡した。
お店の場所も教えた。
問題は、子供(=主人公=正行)がどういうルートを通り、お買い物(=目的の遂行)をして帰宅(=終わり)を迎えるか? だ。
それこそ、作家の腕の見せ所……と言えるほど、上手じゃないけど……
追記・年度末に向け、現実での仕事量が増えています。ので、たぶん、新作小説の毎日更新は無理かもしれません。
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