第75話 作家の資本は?

 作家は一人で本を作ることはできない。


 ここもそうで、ネットを経由して作品が公開できるのは、角川書店の有能なスタッフ及びプログラマーである。



 ある作家が言っていた。


『プロの作家の資本は体である』



 確かに想像性や文章力なども必須だが、何よりも体を壊して休載するのは他方に迷惑がかかる。


 何より、読者の興が削がれたり、最悪打ち切りになる。



 カクヨムなどでも『毎日更新します』と宣言する人がいるが、本当に出来た人はどれほどいるだろうか?


 もちろん、「予約機能」などであらかじめ、予定などがあって書けないと器用の救済措置はあるし、現実の作家でも書きだめておいて、万が一に備えている。



 それでも、体の調子を整えておかないと、最悪長期入院などの可能性もある。


 若い時はいざ知らず、三十路の峠を越えて四十代も半ばを過ぎると無茶が利かなくなる。


 目はしょぼしょぼするし、疲れも抜けにくい。


 私なんて片頭痛持ちなので気圧やストレスで頭が痛くなる。


 発達障害(正確にはPTSD)と糖尿予備用薬も飲んでいる。


 ……


 

--何で、こんなことを書いているか?


 って?


 うん、じゃあ、正直に書くね。



 軽い風邪を引いたみたいだ。


 頭が痛い。


 時々、意識がぼーっとする。


 服薬に頼るより、まず、明日の仕事と更新のために寝よう。


 みなさんも、無理禁物。


 そして、プロの作家さんに言いたい。


「すげええ!」

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