第76話 作家の資本は体! 論

 昨日同様、不調である。


 仕事中に目眩がしたり、後輩との会話で仕事観の差に驚いたり、実は吐き気があったり……


 たぶん、今日の仕事の様子だと明日はハードモードになる。


 ので、早く寝る。


 そのためにも、ちゃっちゃっと書いて風呂入って寝る。



『休めばいいんじゃないですか?』


 後輩たちの仕事観に驚いた。


 仕事は執筆に次ぐ生き甲斐であった。



 後輩たちは俗に言うZ世代に当たるようで「仕事よりも趣味や娯楽」という思考のようだ。


 実際、自分の仕事が暇そうな日を見つけて休んでいる。


 

 私は就職氷河期ど真ん中世代で「イケイケ」なバブリー世代と「仕事こそが人生」という団塊ジュニア世代で育った。


 ので、仕事がないというのは不安でしかない。


 また、実際、未だ放送業界などにいる団塊の世代&そのジュニア世代が『自分こそは正しい!』と声を荒げるから、その恐怖から逃れられない。



 こういうマイナス思考になると創作どころではない。


 まずは、精神ではなく、肉体のほうから回復させる。


 いつの頃からか、(たぶん、高度経済成長期)に肉体と心(精神)の回復方法が逆転しているように思う。


--精神は不滅!


 なんていう文学者なども出てきたが(誰とは言いませんが)、肉体が様々に変化して死を迎えるように精神も常に変化している。


 それを無理やり神話や理論だけで押し詰めた結果が、今だと思う。



 ……うん、作家の資本は肉体と精神。


 だから、寝よう。

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