第42話 裏設定 その5

・ニャルラトホテブとファウスト 幼体と化したニャルラトホテプを擁護しているのがファウスト。


だが、本体自体が封印されていないので自由に活動している……と思われているが、実はファウストがニャルラトホテプ人格全てを内に取り込み、邪神と同等かそれ以上の力を持つようになった。


幼体を作ったのは、偽造のため。



幼体は無邪気でツッコミ気質で何にでも変身できるため頭もいい。


ただ、何処か抜けているし、子供っぽい。


ただ、ファウストにはすべてが筒抜けで「どーして、筒抜けなんだろう?」と首を傾げる。



ファウストは『這いよる混沌』の力を手に入れ、ありとあらゆる場所のありとあらゆる動植物に変身できる能力を得て、しかも、その能力の一部を他の魔物や妖、無機物や人間にまで与えて、その様子をつぶさに観察することを楽しみにしている。



他の宗教、他の神々や悪魔、邪神たちも彼の暴走には手を焼いているが、なまじ下手に手を出すと政治的、宗教的、立地の問題などから、敵対勢力などから逆に過剰な問題視されるので困っている。



ただし、ファウストにとっては全ての事象、行為は一種の『実験』であり、興味や事が尽きれば、無責任に放置することが多い。


それが善であろうと、悪であろうと、彼には関係ない。

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