第24話 主人公たちの目上の人の話 ~猪口直衛 その1~

 そもそも、私の性分からみて上に立つの者の人格ではない。


「飲み会」や「付き合いでの(接待)ゴルフ」 なんて遠い世界の話で、実際、私の父は会社では技術屋であった。(自慢ではないが有名な会社だった)


 祖父など親戚は小さな会社(?)をやっていたが、経営実態は知らない。



 私は基本的に命令され、理解できれば、指示通り動ける。

 

 そのほうが気楽だし、動きやすい。


 

 こんな性分の私が「公務員(警察)」であり、「上役」と書くのは結構難しい。


 

 猪口直衛はノンキャリアながら、現役時代は警視庁の公安二課(極道さんたちを取り締まる課)で辣腕を振るい、現在は孫が病弱なこともあり星ノ宮市に引っ越し、星ノ宮警察署の生活安全課で指導員として半ば隠居生活をしている……というのは表向き。


 裏では警察内で上層部直属の裏警察機構『諮問刑事』のプロットタイプとして平野平家を使い事件を解決させる。



 また、猪口家と平野平家は主従関係であり、他複雑な家柄……



 ……うん、一回整理しよう!



 猪口直衛のモデルは某お絵かきSNSでの『イノグチ・ナオエ』であり『森野久麻』だ。


 二次と企画作品で書いたものをベースにしている。



 実際の人物だと俳優の國村凖(この字でいいのか?)をモデルにしている。


 彼はバレーボールでいうリベロのような人だと思う。


 アタッカーにもなれるしブロックもできる。


 正行たちに近く、けれども、遠い存在。


 それが猪口直衛なのだ。

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