第47話 長く続けるコツ

 小説を趣味で書き始めて四半世紀以上になる。


 それまで、何人もの作家志望の友達や先輩がペンを折ったか……


 でも、どこかで書いたけど、それは決して「不幸になる」というわけではない。


 自分で決断したのなら、それでいいと思う。



 でも、小説を長く書き続けることはとても難しい。



 正直に書くと、「毎日○○文字以上書く」という人を見かけるが、それは数値が目的化され文章の上達や読者への不親切につながる可能性がある。


 やがて、中身の薄いものになり、本人が飽きてくる。



 では、どうすれば続けられるか?



 これまた、四半世紀以上通っているスポーツジムにも通じることだが、「サボること」「わざと穴を開ける(例外)をつくること」である。


 実際、スポーツジムでストイックにこなす人ほど、辞めていく確率は結構多い。


 それこそ、頭の先から靴まで有名ブランドで揃えたり、自宅に高価なトレーニングマシーンをローンで組んでも、興味をなくせば意味はない。


 なお、私のジムスタイルは黒のTシャツ、短パン、室内用シューズ、ウォーキング用のスマートフォンとイヤフォンだけである。


 正直、ジムに行かず、散歩だけでも結構な運動にはなる。


 ただし、自己管理ができる人に限る。


 私はそれができないからジムに行く。


 己の弱点を知り、利点にする。


 これ、大切。

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