第61話 地図が出来てきたぞ

 困っていた。


 これも手の内を見せるのだが、最後の締めの台詞(言葉)を決めるとだいぶ、道筋が見える。


 

 私の場合、起承転結の逆で終わりから考えて、話を構築する。


 

 今回書く話は、本編主人公である、平野平正行がまさしく主人公として立つ物語だ。


 彼がどういう人生を過ごし、死にたいかという問答の、答えだ。


 何度も脳内で自問自答した。


 正行は、若き日の自分であり、理想の自分だからだ。


 色々な名言や、そこへ至るまでの道筋などを考えるとしっくりこない。


 無駄にカッコよくしても、メッキは剥がれるし、正行は、そこまでできた人間ではない。



 むしろ、愚直である。


 ならば、それを出そう。


 不可能とか可能とか、そんなものではない。


 彼の芯と成りえるものだ。




 



 でも、ヒント。


『北斗の拳』の愛読者なら分かるかも(え?)?

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