第72話 制約

『かまいたちの夜3(トリプル)』のサウンドクリエイターでありコンポーザーの加藤氏の話が予約特典のCDのライナーノーツにあるのだが、面白いのが「スーパーファミコン当時は若さもあったが、機器の限度があったけど、逆にそれが面白さになった」ということを書いている。


 今、画面の向こう側の貴方が何歳で、当時のゲームを知っていたかは分からない。


 なにせ、三十年である。


 社会人でも『自分はやったことない』という人もいるだろう。


 今年のクリスマスにニンテンドースイッチ『ドラゴンクエスト3』をプレイするに為に本気があるのだが、約二十年ぶりに現在最新鋭のゲーム機を直に触れて驚いた。


--こんな小さな機械に豊かな音源に多彩な色彩や声がある。


 逆に今の子供にファミコンなど見たら驚くだろう。


 荒いドット絵に声はない。


 全部ひらがな表記。

 

 音も単調。


 

 でも、だから、様々なイメージが出来た。


 

 小説は、ファミコンよりももっと不親切だ。


 文字だけで、後は相手任せの想像に委ねるしかない。


 だから、何気なく書いた雑文に感謝の感想などをいただくと、こちらが恐縮することもある。


 

 で、ここから、ちょっと、質問。


 何で、ダンジョン系って流行っているの?


 初老の私からすると、不思議。


 

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