第65話 メモの効能

 小説などを書いている諸氏においては「あー、このシーンは削らないと駄目だぁ」とか「このキャラクターは今回出番がないな」とか「このセリフはちょっと……」というときにノートなどにメモ書きしておくと、後に役に立つことがある。


 私の小説に出てくる「猪口直衛」というキャラクターは、初期案と現在とではかなり違った設定になっている。


 

 初期案では神社の宮司で主人公たちと同業者的な立場だった。


 それが、別の創作SNSにて刑事として生まれ変わる。


 この際に、設定をかなり変えた。


 

 立場も同業者から、上の立場へ変更した。


 職業も現役刑事ではなく、表向きは引退して特別顧問的な役割として警察にいる設定に変えた。


 家族構成なども変え、メモ用紙ではなくスケッチブックに書いた。



 メモだと限界がある。


 確かに小型で携帯に便利だが、人間関係を書くと結構広いスペースが必要になる。



『ええ? メモなんてアナログなもの……スマフォで済ませられるじゃん』


 師匠の声が聞こえそうだ。

(師匠は私より年上だが、仕事上私よりデジタルに詳しい)



 私も否定はしないし、使える人は使ってほしい。


 でも、私の場合。


 アナログなほうが好き。


 パソコンもいいけど、万年筆も好き。


 ただ、自分の字の下手さに萎えるのでパソコンを使用している。

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