第58話 マジ、工事中

 現在、私の中で小説のための資材(資料)が集まりつつある。


 が、現場で資材搬送が頻繁に行われているが、問題は肝心の設計図が未だに不透明なのだ。



 具体的に書くと、ゲストキャラクターはかなり形になっている。


 問題は、敵ゲストキャラが出来てないのに味方側のほうだけがどんどん完成している。


 

「えー、この建材、今のうちに買わないとぉ……」


「親方、予算があるんですよ!」


「でも、この木目いいじゃん!」


「じゃあ、どういう構築するんです」


「分からんが、この建材(ゲストキャラ)は欲しい(出したい)」



 設計図(構成など)担当の会社も困る。


「ええ? おやっさん(私)が高い建材買っちゃったの⁉」


『はい、木目とか気に入っちゃって……』


「えー……現場はまだいいとして、図面結構描き上げたんだけど……まあ、よさげな建材なら合うように組みなおすわ」


『すいません!』



 こんなことをしているのに世界観とか敵側のキャラクターの資材が全く足りない……


 出来上がった建物が普通のビルディングだったのがサクラダファミリアみたいになることがままある。(そこまで芸術的ではないけど。予備知識として……サクラダファミリアは実は元々違法建築物。正確には敷地面積オーバーだったらしい)


 

 週末、ノートに書き貯めよう……

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