第50話 お気づきになりまして?

 さて、これを読んでくださる皆さま。


 お気づきだろうか?


 私は、このエッセーもどきと『もしも、最後に願いが叶うのなら……』を毎日以内に収めるようにしていた。


 それが、最近では、平気で700文字以上書いている。


 最初のうちは500文字以内で収まっていた。



 ところが、どんどん、「これ、書かなきゃ」とか「ここまで書かないと区切りが悪い」と欲が出て700文字以上になることもある。


 ただ、読者の想いとこちら、つまり作者側の想いとは別だろうし、設定を設けたのは「書きすぎて読者がうんざりする」という意見をいただいたからだ。


 さりとて、毎日毎日アイディアが出るわけではない。


 300文字以内で済むものを理屈をこねまわして無理やり500文字にする。


 逆に思いが強いから700文字以上になる。


 

 私はこれを「シチュー・カレー現象」と呼ぶ。


 味が濃いと思えば、水で薄めすぎる。


「これではいけない」


 とルー追加。


 今度は味が濃くなりすぎる。


 水追加……


 結果、大量のシチューやカレーができる。


 今日は、ここで終わり。




 普段、思っているものなんてこんなものです。

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